世界都市圏別・人口密度ランキングBEST25(2018年度)

市街の人口密度の実態を表すため、(緑地帯の面積なども含まれて、均されてしまう)自治体別ではなく市街地の面積そのものを示す都市圏別での人口密度を順位付けしました。対象は都市圏人口200万人以上の大都市域に限ります。


参考 : 世界の都市人口ランキングBEST100(行政単位別・2018年度最新版)


1位 ダッカ (バングラディッシュ)

人口密度 :   47,400人/㎢  (都市圏人口 :   1742万人)

バングラデッシュの首都。2位以下に大差をつけ、世界でもダントツで人口密度が高い。人口の急増などにより、渋滞はより深刻化している。ある調査によれば、ダッカの渋滞によって1兆7000億円が失われている言われており、これはバングラディッシュの国内総生産の7%に相当する。「世界でもっとも住みやすい都市ランキング」のワースト2位を獲得したこともある。

 


2位 モガディシュ (ソマリア)

人口密度 :   28,600人/㎢ (都市圏人口 :   259万人)

モガディシオ

アフリカ大陸東部ソマリアの首都。1980年代以降、地方の貧困によりモガディシュに難民がなだれ込み、人口が増加した。ソマリア内戦を経て急激に経済成長している。鉄道はないが交通の要衝。






3位 スーラト (インド)

人口密度 :   26,600人/㎢ (都市圏人口 :   620万人)

スーラト

目下急成長を遂げるインド西部の都市。かつては東インド会社の中心的都市だった。とある調査によれば2020年までの都市別成長率予測ランキングにおいて世界4位である。1960年代には人口30万人程度の都市だったが、ダイヤモンドビジネスの中心地として経済成長するに伴い、近隣都市より人々が流入。都市域は急拡大したが、先進的な交通システムにより渋滞はそれほど深刻化していない。


4位 ムンバイ (インド)

人口密度 :   26,400人/㎢ (都市圏人口 :   2326万人)

ムンバイ

インド西部の同国最大の都市。17世紀、スーラトから東インド会社の拠点が移ると商都として発展。非常に人口密度の高い都市として広く知られている。


5位 香港 (中国)

人口密度 :   25,900人/㎢ (都市圏人口 :   738万人)

戦後、中国の内乱を逃れてきた人々がなだれ込み、人口が急拡大した。山がちで国立公園の多い香港は、住宅を建設する土地がなく、99%の住民が高層住宅に住む。地価の高騰も深刻化しており、とある調査によれば家賃はニューヨークについで世界で2番目に高い。高密度地区には事欠かず、世界一人口密度の高い島と呼ばれる南部の島・洲の人口密度は65,743人/km²、中心街の旺角地区は130,000人/km²、かつて存在したスラム街・九龍城寨は1,900,000人/km²にもなったという。





6位 アーメダバード (インド)

人口密度 :   22,500人/㎢ (都市圏人口 :   788万人)

アーメダバード

インド西部に位置する同国5番目の人口を要する都市。経済成長に伴い都市が急速に拡大した。人口増大に対し交通インフラの整備が追いついておらず、渋滞の深刻化による経済損失と大気汚染が重大な問題となっている。


7位 キンシャサ (コンゴ民主)

人口密度 :   21,200人/㎢ (都市圏人口 :   1235万人)

キンシャサ

コンゴ民主共和国の首都。1960年代には30万人だった人口が、2015年には1100万人を超えるほどの急速な成長を遂げる。ほとんどの住民が市の中心部に居住するため、人口密度は非常に高い。交通インフラが脆弱で、渋滞が深刻化している。


8位 チッタゴン (バングラディッシュ)

人口密度 :   18,800人/㎢ (都市圏人口 :   340万人)

チッタゴン

バングラディッシュ最大の港湾都市であり、同国の第二の人口を誇る商業の中心都市。バングラディッシュで最も清潔な都市と評価されている。





9位 ダカール (セネガル)

人口密度 :   17,800人/㎢ (都市圏人口 :   345万人)

ダカール

アフリカ大陸西端のセネガルの首都。かつては奴隷貿易の中心地であり、現在は西アフリカの中心都市。小さな市街に多くの人々が住んでいる。


10位 ボゴタ (コロンビア)

人口密度 :   17,700人/㎢ (都市圏人口 :   996万人)

ボゴタ

コロンビアの首都。標高2670メートル、アンデス山脈に位置する。1980年代より、麻薬抗争を逃れた地方からの人々が流入し、人口が増えた。近年は先進的な交通システムを整備し、渋滞問題も緩和されている。

 

11位 アレキサンドリア (エジプト)

人口密度 :   16,900人/㎢ (都市圏人口 :   496万人)

アレキサンドリア

カイロに次ぐエジプト第2の都市。紀元前332年にマケドニアのアレクサンドロス大王によって造られた、古代からの巨大都市。現在も貿易都市として、エジプト商業の中心地である。細長い砂州の上に市街地が広がる。


12位 ムブジマイ (コンゴ民主)

人口密度 :   16,600人/㎢ (都市圏人口 :   228万人)

ムジブマイ

コンゴ民主共和国第2の都市。ダイヤモンドの鉱山があることで知られるが、1990年代以降、無秩序な採掘に起因する人口の急激な流入が発生し、2000年代までに人口は3倍近く増えた。






13位 平壌 (北朝鮮)

人口密度 :   16,400人/㎢ (都市圏人口 :   288万人)

ピョンヤン

北朝鮮の首都。地方との経済格差もあり、都市に人口が集中。全人口の9分の1が平壌に居住している。


14位 パトナ (インド)

人口密度 :   16,300人/㎢ (都市圏人口 :   232万人)

パトナ

インド北東部に位置する、古代インド・マウリヤ朝、グプタ朝の首都。ガンジス川南岸の港湾都市。河川・鉄道流通の中心地として都市の拡大が続いている。





15位 ドゥアラ (カメルーン)

人口密度 :   16,200人/㎢ (都市圏人口 :   331万人)

ドゥアラ

カメルーン最大の商業都市。かつては奴隷貿易の中心地であり、ドイツ保護領時代の首都。現在も中央アフリカ最大の港湾都市として交通の要衝である。人口が急激に流入し、環境汚染や失業などの都市問題が深刻化している。


15位 カサブランカ (モロッコ)

人口密度 :   16,200人/㎢ (都市圏人口 :   441万人)

カサブランカ

大西洋に面するモロッコ最大の港湾都市。フェニキア人によって造られた古い街だが人口は少なかった。しかし20世紀初頭、フランスに占領されると、城壁の外に市街が作られ、同国最大の港として発展した。






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