イギリスの都市・人口ランキングTOP10

イギリスの都市の人口ランキングトップ10です。


戦後のイギリス経済の衰退に伴う地方都市の人口激減、それとは対照的なロンドンへの人の一極集中という構図が見て取れます。

イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国) 人口 : 6318万人

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1位 ロンドン (イングランド) 886万人

ロンドンは、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国、およびこれを構成するイングランドの首都。テムズ川河畔に位置し、2,000年前のローマ帝国による「ロンディニウム」が都市の起源である。ロンディニウム当時の街の中心部は、現在のシティ・オブ・ロンドン(シティ)に当たる地域にあった。シティの市街壁内の面積は約1平方マイルあり、中世以来その範囲はほぼ変わっていない。ロンドンは市街地の大部分は、市域が合体したコナベーションにより形成されている。シティ・オブ・ロンドンとシティ・オブ・ウェストミンスターに31のロンドン特別区を合わせた大ロンドンを一般的に「ロンドン」と呼ぶ。大ロンドンの市長の他に、シティ・オブ・ロンドンの市長も存在する。屈指の世界都市として、芸術、商業、教育、娯楽、ファッション、金融、ヘルスケア、メディア、専門サービス、調査開発、観光、交通といった広範囲にわたる分野において強い影響力があり、ニューヨークと並び世界をリードする金融センターでもある。







2位 バーミンガム (イングランド) 114万人

ロンドンとリヴァプールを結ぶ線のちょうど中間点に位置し昔から交通の要衝であったが、産業革命期、ロンドン-リヴァプール間が鉄道で結ばれたことで発展した。蒸気機関を改良したジェームズ・ワットとマシュー・ボールトンによるソーホー金属工場の建設を機に大工業都市に発達。ミッドランズ炭田地帯に位置し近くに鉄鉱山もあり、工業化により煤煙で闇に覆われるバーミンガムを含む周辺の重工業地域は「ブラック・カントリー」と呼ばれ、都市は劣悪な環境にあった。現在では自動車・航空機・化学薬品などが主力産業のイギリス第二の都市である。


3位 グラスゴー (スコットランド) 61万人

スコットランド南西部に位置する同国最大の都市。紀元前からクライド川沿いに集落が形成される。ローマ帝国はこの地に前哨拠点を設置し、アントニヌスの長城を建設した。スコットランドの中心として発展し、12世紀にはグラスゴー大聖堂が建設される。1451年にはグラスゴー大学が創設され、蒸気機関を改良したワットや経済学始祖、アダム・スミスを輩出するなど、イギリスの産業革命において中心的役割を果たした。1707年にイングランド王国とスコットランド王国が合併。産業革命が始まると、ランカシャーで採掘される石炭と鉄鉱石によって工業化が進み、グラスゴーでは綿工業を中心とした産業が盛んになった。また都市の発展に伴ってアイルランド等からの移住者が増え、大英帝国第二の都市と呼ばれるようになった。しかし第二次大戦後イギリス経済が悪化すると、グラスゴーも凋落。1960年代には人口100万人以上を擁するヨーロッパ第4の都市だったが、その後区画編成などもあり人口は減り続け、現在の人口に落ち着いている。



4位 リバプール (イングランド) 57万人

イングランド北西部に位置する。最初に記録に現れるのは1195年。1207年にジョン王が自由都市として建設した。しばらくは小さな港町だったが、17世紀末に近郊のチェスター港が泥の堆積によって衰退すると、替わってイングランド北西部の代表的商業都市に成長した。植民地との貿易が盛んになった18世紀、北アメリカ・西アフリカをむすぶ三角貿易の拠点として中心的な役割を果たす。1816年にリーズ・リヴァプール運河が、1830年にはリヴァプールとマンチェスターを結ぶ鉄道が開通し、鉄道交通の要衝となる。綿織物工業が発展していたマンチェスターから運ばれた商品は、リバプール港から世界に輸出され、19世紀末にはロンドンに次ぐ「大英帝国第二の都市」とまで呼ばれるようになった。最盛期は80万人近い人口を抱えていたが、第二次世界大戦後、綿貿易と繊維産業は急速に衰退し、イギリス全体が長期の不況に陥ると急速に衰退した。



5位 ブリストル (イングランド) 56万人

イギリス西部の港湾都市。紀元40年ごろ、古代ローマ人が築いたアボナという港がブリストルの礎。5世紀以降のアングロ・サクソン時代にブリストルは都市として形成され、「橋のある場所」を意味する「ブリグストウと」呼ばれていた。10世紀ごろには商業港として栄え、13世紀から18世紀ごろまでロンドンに次ぐ都市であった。産業革命が進展する中で、マンチェスター、リヴァプールとの競争に敗れたほか、19世紀初頭に奴隷貿易が禁止されたこともあり、19世紀初頭にはかつてのような繁栄は失われていった。1978年に新たな外洋港ロイヤル・ポートベリー・ドッグが完成し、港湾都市ブリストルの地位を維持している。

 





6位 マンチェスター (イングランド) 54万人

イングランド北西部に位置する。紀元1世紀、古代ローマ帝国によってマンクニウムとよばれる前哨地が一帯に築かれ、その砦がマンチェスターの起源と言われる。産業革命期、綿工業が発展すると彼らは「マンチェスター派」を形成して自由貿易を推進した。1930年台には70万人いた人口も第二次世界大戦後、「英国病」により急減。人口減少は2000年代まで続いた。1980年代には「マッドチェスター」と呼ばれるポップ・ミュージックの中心地となった。戦後都市カウンティが再編され、都市州・グレーター・マンチェスターの一部を占める都市区となったが、市の地位を保持している。それまでの軽工業にかわるサービス産業の発展により1980年代より徐々に盛り返し、今では経済的にはバーミンガムを追い抜きイギリス第二の都市となった。



7位 シェフィールド (イングランド) 54万人

イングランド中部の工業都市。市域のうち半分近くが森林で占められている。川にかこまれ水車動力がえられたことや、鉄鉱石と石炭が近郊で産出したことにより鉄鋼業で発展し、近隣のリーズやマンチェスターと並んで、産業革命以来英国工業の中心地として国の経済を支えてきた。1950年代以降主力産業が衰退し長く低迷状態にあったが、現在は英国有数の学術都市・科学技術集積地として息を吹き返している。



8位 リーズ (イングランド) 50万人

イングランドの北部に位置する。羊毛工業が盛んで産業革命時にはその中心地となった商業都市。19世紀来の羊毛産業が不振になると産業転換を図り、現在はIT、金融等の経済都市として成長を遂げ、近年は「北の首都」とも呼ばれる。



9位 エジンバラ (スコットランド) 48万人

スコットランドの東岸に位置する同国の首都。グラスゴーにつぐスコットランド第2の都市である。11世紀、スコットランド王マルコム3世がここに城を築く。イングランドからの幾たびもの侵入を退けたが、1437年、それまで首都だったパースでジェームズ1世が暗殺されたのにともない、1492年にエディンバラに首都が移され、同年スコットランド議会が創設された。18〜19世紀には文化的中心地としてさかえ、アダム・スミスを始めとする多くの思想家が活躍した。現在ではその美しい景観から観光都市として栄えている。


 





10位 レスター (イングランド) 46万人

イングランド中央部に位置するイギリスで最も古い都市の一つ。18世紀、グランド・ユニオン運河がレスターを抜けてバーミンガムまで通じたことで、交通の要衝になった。軽工業が発展するも、20世紀終わり頃から衰退。しかし、産業が多様化していたため1929年の世界恐慌の影響は逃れ、当時ヨーロッパで2番目に豊かな都市とも言われた。そのためヨーロッパ中の政治的混乱から逃れてきた難民の受け入れ先ともなり、現在でも様々な人種が暮らす街として有名である。







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