アメリカの都市・人口ランキングTOP25

アメリカの都市の人口ランキングを集計しました。


アメリカ合衆国 : 人口3億2783万人(2018年)

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1位 ニューヨーク(ニューヨーク州) 862万人

ニューヨーク
ロンドンと並ぶ世界トップクラスの世界都市、金融センターであり、世界の商業、文化、ファッション、エンターテインメントなどに多大な影響を及ぼしている。1524年、フランスによって発見され、1624年にオランダによってニューアムステルダムとして町が築かれる。1664年にイギリス人の支配が始まり、現在の名称となった。1785年から1790年まではアメリカ合衆国の首都。イギリス帝国の支配の下、貿易港としての重要性を増し、1790年にはフィラデルフィアを抜いてアメリカ最大の都市へと成長した。20世紀に入り、急激な経済成長に伴い超高層ビルが競うように建てられ、1920年代初頭、ニューヨークはロンドンを抜いて世界で最大の人口を擁する都市となった。またニューヨーク都市圏の人口は、1930年初頭に1000万人を超え、人類史上最初のメガシティとなった。人種の多様性も著しく、市内では170近くの言語が話され、人口の36%がアメリカ国外で生まれた人である。





2位 ロサンゼルス(カリフォルニア州) 399万人

ロサンゼルス 

アメリカ西海岸南に位置する。農業地帯、油田をかかえた商工業都市で、気候も温暖な観光・保養地である。ヒスパニック系、黒人、アジア系など多様な人種が暮らす。16世紀、インディアンの地だった当地は白人に発見されると、1781年、メキシコからの入植者がここに定住し「天使の女王の町」と名づけられた。その一部の「天使」が現地名の起源といわれる。その後スペイン人が移住。 1821年、スペインからメキシコが独立しメキシコ領となる。米墨戦争の勝利により「カリフォルニア共和国」のわずかな期間を経て1848年にアメリカに編入。19世紀末、油田が発見され工業の発展に伴い街は拡大。気候が温暖で天気がよく、地形も変化に富んでいたことから映画制作の条件にかない、20世紀初頭から北部のハリウッドで映画産業が栄えた。第二次大戦中には航空機産業が急伸。戦時中、近郊のサンタバーバラの製油施設が日本海軍艦艇の砲撃を受けている。1900年には10万人だった人口は1960年には248万人まで膨れあがった。世界に類を見ないほどの自動車偏重の都市であり、渋滞と大気汚染が問題となる。地震の被害にもたびたび遭遇し、犯罪やドラッグ汚染も深刻である。1992年にはロス暴動が発生している。現在では同国最大の工業地帯として通信機、コンピュータ、自動車、航空宇宙産業など高度な産業が発展している。2028年には三度目のオリンピック開催が予定されている。


3位 シカゴ(イリノイ州) 271万人

シカゴ アメリカ
アメリカ中西部、ミシガン湖南西岸に位置する都市。古くからネイティブ・アメリカンが住み、彼らの言葉で「臭い玉ねぎ」を意味するShikaakwaが都市の語源である。18世紀終わりにドミニカの毛皮商が入植。19世紀半ばにイリノイ・ミシガン運河とイリノイ・セントラル鉄道が開通すると街は発展。シカゴで穫られる小麦を東部の都市に送り出す集散地として発展した。シカゴ商品取引所も作られる。しかし1871年にシカゴ大火によって街の大半が消失。これにより大々的な都市計画が作られ、シカゴは建築家の実験場として、20世紀初頭にかけて高層ビルが数多く建設された。人口が急増し、1900年に170万人に達してニューヨークに次ぐアメリカ第二の都市となる。20世紀に入ると南部の黒人労働者が大量に押し寄せ、貧困と都市スラムが問題となる一方で、ジャズやブルースなど黒人文化が開花した。また20世紀初頭はギャングも台頭し、市政は腐敗した。戦後の1950年、人口362万を記録したのが最高値。しかしその後、製造業の衰退とともに国内における相対的地位を下げ、1980年代に国内人口2位の座をロサンゼルスに明け渡した。ルート66の起点であり、また全米最大規模を誇るオヘア空港を擁する交通の要衝。現在も南・西部のスラム街での銃犯罪が深刻な問題となっている。






4位 ヒューストン(テキサス州) 231万人


アメリカ南部、メキシコ湾に近いテキサス州最大の都市。1,500平方キロメートルもの広大な市域面積を持つ。運河で海に通じる内陸港を持つ。都市名は1836年から10年ほど存在したテキサス共和国の大統領、サミュエル・ヒューストンにちなむ。 1826年に入植開始。その後テキサス共和国の首都となる。19世紀半ば、鉄道交通が発展し、綿花の集散地として栄えた。20世紀初めに油田が発見され、1914年にヒューストン港が開港すると、テキサス州最大の都市となった。1961年に有人宇宙船センターが作られ、航空宇宙産業の一大中心地となっている。


5位 フェニックス(アリゾナ州) 162万人

フェニックス
アメリカ南西部、アリゾナ州の州都。乾燥した気候で、冬も温暖で避寒地として人気である。1870年に入植開始され、「不死鳥」を意味する「フェニックス」と名付けられた。砂漠の真ん中に位置するが、市南部を走るソルト川の灌漑事業により農業都市となる。第2次大戦後は電子産業をはじめとする工業の発展により急速に拡大。1980年代からは半導体などのエレクトロニクス産業もさかんになり、「シリコンデザート(砂漠)」とも呼ばれる。市周辺にはグランド・キャニオン国立公園を始め14の国立公園があり、観光客も多い。

 

a+u(エー・アンド・ユー)2018年4月号/サンフランシスコ-都市の変容

 


6位 フィラデルフィア(ペンシルバニア州) 158万人

フィラデルフィア
ニューヨークとワシントンDCの中間に位置する、ペンシルバニア州最大の都市。1640年代にスウェーデン人の植民集落が始まり。1681年、ウィリアム・ペンが英国から許可を得て植民地を建設し、ギリシア語で「兄弟愛の市」を意味する「フィラデルフィア」と命名された。19世紀初頭までアメリカ最大、イギリス領内でもロンドンに次ぐ第二の都市だった。 1776年のアメリカ独立宣言宣誓の地であり、しばらく独立アメリカの政治の中心地であった。一時ニューヨークに首都が移るも、1790年から1800年にワシントンDCに移るまでアメリカの首都。禁酒法時代にはマフィアが暗躍した。20世紀後半からアメリカの産業が太平洋岸に分散するようになるとフィラデルフィアは衰退。1950年から1982年までに約20%(40万人)の人口を失った。産業の停滞と高失業率、治安の悪化という問題を抱えている。ベンジャミン・フランクリンが創設者の一人であるペンシルベニア大学がある。





7位 サンアントニオ(テキサス州) 151万人


アメリカ南部テキサス州の都市。1718年、スペイン人宣教師、アントニオ・デ・オリバレス司教のより入植が始まる。市名は宣教師の名前にちなむ。1821の年メキシコ独立革命によりメキシコ領となるが、1848年、グアダルーペ・イダルゴ条約によってメキシコ統治下からアメリカ合衆国に併合された。その後は家畜の集散地として発展。西部開拓時代の雰囲気を色濃く残し、アラモ砦を含む五つの伝道所も世界遺産であり、観光客が多い。


8位 サンディエゴ(カリフォルニア州) 141万人


カリフォルニア州南部の都市。一部飛び地となっており、メキシコとの国境に位置する。16世紀、スペインがはじめて海路にてこの地に到着。18世紀、フランシスコ会がスペインの植民地であるメキシコを経てサンディエゴに入り、カリフォルニアで初めての伝道所を建設した。ここを中心にヨーロッパ人による集落が形作られる。米墨戦争の結果、1846年にメキシコからアメリカに割譲。現在は海軍の大規模な基地があり、航空機産業が盛んである。避寒地として多くの観光客を集める。





9位 ダラス(テキサス州) 134万人

ダラス
アメリカ南部、テキサス州の都市。1841年に都市が設立され、当時の副大統領ジョージ・ダラスに因んで都市名がつけられた。一帯で栽培される綿花の集散地として発展。1872年には南北を結ぶミズーリ・カンザス・テキサス鉄道、翌年にカリフォルニアパシフィック鉄道が開通したことにより、鉄道交通の要衝として発展した。20世紀に入り油田が発見され、都市は繁栄。航空機産業も主要産業となり、中南部最大の都市となった。 1963年、第35代大統領 J.F.ケネディがここで暗殺される。1975年にできたダラス・フォートワース空港によって空路のハブともなり、情報、エレクトロニクス、石油産業がさかん。


10位 サンノゼ(カリフォルニア州) 103万人

サンノゼ
サンフランシスコから南東約70kmのサンタクララ谷に位置する都市。都市名はスペイン語で「聖ヨセフ」を意味する。1777年にスペイン軍の補給基地として建設された、アメリカでは古い町。カリフォルニア州の最初の州都であり、1864年にサンフランシスコ鉄道開通後は当地の農業地帯で生産された農産物の集散地として発展した。20世紀に入り、サンフランシスコ都市圏の拡大により人口が急増し、1970年代後半からは半導体・コンピュータ関連の産業が集積するシリコンバレーの中心都市となる。富裕層が多く、全米一安全な都市であるとする調査もある。






 

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錯乱のニューヨーク (ちくま学芸文庫)

 

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