アメリカの都市・人口ランキングTOP25

アメリカの都市の人口ランキングを集計しました。


アメリカ合衆国 : 人口3億2783万人(2018年)

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1位 ニューヨーク (ニューヨーク州) 862万人

ニューヨーク

ロンドンと並ぶ世界トップクラスの世界都市、金融センターであり、世界の商業、文化、ファッション、エンターテインメントなどに多大な影響を及ぼしている。市は1898年に統合されたマンハッタン、ブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、スタテン島の5区から構成される。1524年、フランス王フランソワ1世に依頼され北米探索を行ったイタリア人、ジョバンニ・ダ・ヴェラッツァーノによって当地が発見されたが、彼らは居付くことなく引き返す。17世紀初頭、オランダ東インド会社が進出し、1624年、オランダによって「ニューアムステルダム」と名付けられ、現在の金融街があるロウアー・マンハッタンに入植が始まった。第二次英蘭戦争の結果、1664年からイギリスの支配に下り、ヨーク公(後のイングランド王ジェームズ2世)にちなんで現在の名称「ニューヨーク」となると、大英帝国の重要な貿易港として発展した。イギリスから独立後の1785年から1790年まで一時的にアメリカの首都。1790年にはフィラデルフィアを抜いてアメリカ最大の都市へと成長した。1886年、アメリカ独立100周年を記念してフランス人の募金により自由の女神像が完成。20世紀に入ると、急激な経済成長に伴い超高層ビルが競うように建てられ、1920年代初頭、ニューヨークはロンドンを抜いて世界で最大の人口を擁する都市となった。またニューヨーク都市圏の人口は1930年初頭に1000万人を超え、人類史上最初のメガシティとなる。しかし戦後の1970年代、金融危機により財政と治安が大幅に悪化。市は破綻寸前まで追い込まれ、人口は100万人ほど流出した。1990年代半ばからのジュリアーニ市長の改革により、経済と治安は大きく改善され、現在では都市のイメージは急激に改善されている。人種の多様性が著しく、市内では170近くの言語が話され、人口の36%がアメリカ国外で生まれた人である。漢字では「紐育市」、「紐約市」などと表記される。






2位 ロサンゼルス (カリフォルニア州) 399万人

ロサンゼルス

アメリカ西海岸の南に位置する都市。気候も温暖な観光・保養地であり、ヒスパニック系、黒人、アジア系など多様な人種が暮らす。16世紀、インディアンの地だった当地は白人に発見されると、18世紀、メキシコからの入植者がここに定住し「天使の女王の町」と名づけた。その一部の「天使」が現地名の起源といわれる。その後スペイン人が移住。 1821年、スペインからメキシコが独立しメキシコ領となる。米墨戦争でのアメリカの勝利により、「カリフォルニア共和国」のわずかな期間を経て1848年にアメリカに編入。19世紀末、油田が発見され工業の発展に伴い街は拡大。気候が温暖で天気がよく、地形も変化に富んでいたことから映画制作にうってつけで、20世紀初頭から北部のハリウッドで映画産業が栄えた。第二次大戦中には航空機産業が急伸。戦時中、近郊のサンタバーバラの製油施設が日本海軍艦艇の砲撃を受けている。1900年には10万人だった人口は1960年には248万人まで膨れあがった。世界に類を見ないほどの自動車偏重の都市であり、渋滞と大気汚染が問題となっている。地震の被害にもたびたび遭遇し、犯罪やドラッグ汚染も深刻である。1992年にはロス暴動が発生している。現在では同国最大の工業地帯として通信機、コンピュータ、自動車、航空宇宙産業など高度な産業が発展し、世界のポップカルチャーの中心地でもある。2028年には1932年、1984年以来三度目のオリンピック開催が予定されている。


3位 シカゴ (イリノイ州) 271万人

シカゴ アメリカ

アメリカ中西部、ミシガン湖南西岸に位置する都市。古くからネイティブ・アメリカンが住み、彼らの言葉で「臭い玉ねぎ」を意味する”Shikaakwa”が都市の語源である。18世紀終わりにドミニカの毛皮商が入植。19世紀半ばにイリノイ・ミシガン運河とイリノイ・セントラル鉄道が開通すると街は発展。シカゴ周辺で穫られる小麦を東部の都市に送り出す集散地として発展した。それに伴いシカゴ商品取引所も作られ、現代にいたるまで世界の商品市場に大きな影響力を持つ。しかし1871年にシカゴ大火によって街の大半が消失。これにより大々的な都市計画が作られ、シカゴは建築家の実験場として、20世紀初頭にかけて高層ビルが数多く建設された。人口が急増し、1900年に170万人に達してニューヨークに次ぐアメリカ第二の都市となる。20世紀に入ると南部の黒人労働者が大量に押し寄せ、貧困と都市スラムが問題となる一方で、ジャズやブルースなど黒人文化が開花した。また20世紀初頭はギャングも台頭し市政は腐敗する。戦後の1950年に人口362万を記録したのが最高値である。しかしその後、製造業の衰退とともに国内における相対的地位を下げ、1980年代に国内人口2位の座をロサンゼルスに明け渡した。ルート66の起点であり、また全米最大規模を誇るオヘア空港を擁する交通の要衝。現在も南・西部のスラム街での銃犯罪が深刻な問題となっている。


4位 ヒューストン (テキサス州) 231万人

アメリカ南部、メキシコ湾に近いテキサス州最大の都市。市域面積は1,500平方キロメートル(浜松市とほぼ同じ)と全米最大級の広さである。運河で海に通じる内陸港を持つ。都市名は1836年から10年ほど存在した「テキサス共和国」の大統領、サミュエル・ヒューストンにちなむ。1826年に入植が開始され、その後テキサス共和国の首都となる。19世紀半ばごろから鉄道交通が発展し、綿花の集散地として栄えた。20世紀初めには油田が発見され、1914年にヒューストン港が開港すると、テキサス州最大の都市となる。1961年に有人宇宙船センターが作られ、現在も航空宇宙産業の一大中心地となっている。気候は温暖でレストランが多く、アメリカ有数の「食の都」でもある。


5位 フェニックス (アリゾナ州) 162万人

フェニックス

アメリカ南西部、アリゾナ州の州都。乾燥した気候で、冬も温暖で避寒地として人気である。1870年に入植開始され、「不死鳥」を意味する「フェニックス」と名付けられた。砂漠の真ん中に位置するが、市南部を走るソルト川の灌漑事業により農業都市となる。第2次大戦後は電子産業をはじめとする工業の発展により急速に拡大。1980年代からは半導体などのエレクトロニクス産業もさかんになり、「シリコンデザート(砂漠)」とも呼ばれる。市周辺にはグランド・キャニオン国立公園を始め14の国立公園があり、観光客も多い。

 


6位 フィラデルフィア (ペンシルバニア州) 158万人

フィラデルフィア

ニューヨークとワシントンDCの中間に位置する、ペンシルバニア州最大の都市。1640年代に作られたスウェーデン人の植民集落が始まりという古い都市。1681年、英貴族・ウィリアム・ペンが英国から許可を得て植民地を建設し、ギリシア語で「兄弟愛の市」を意味する「フィラデルフィア」と命名された。19世紀初頭までアメリカ最大、イギリス領内でもロンドンに次ぐ第二の都市だった。 1776年のアメリカ独立宣言宣誓の地であり、しばらく独立アメリカの政治の中心地であった。一時ニューヨークに首都が移るも、1790年から1800年まで、ワシントンD.C.に移るまでアメリカの首都。禁酒法時代にはマフィアが暗躍した。20世紀後半からアメリカの産業が太平洋岸に分散するようになるとフィラデルフィアは衰退し、1950年から1982年までに約20%(40万人)の人口を失った。今でも産業の停滞と高失業率、治安の悪化という問題を抱えている。ベンジャミン・フランクリンが創設者の一人であるペンシルベニア大学がある。





7位 サンアントニオ (テキサス州) 151万人

アメリカ南部テキサス州の都市。1718年、スペイン人宣教師、アントニオ・デ・オリバレス司教により入植が始まる。市名は宣教師の名前にちなむ。1821年、メキシコがスペインから独立してメキシコ領となるが、1848年、米墨戦争でのアメリカの勝利により米領に併合された。その後は家畜の集散地として発展。世界遺産であるアラモ砦を含む五つの伝道所があり、また西部開拓時代の雰囲気を色濃く残すことから観光客が多い。街の中心を流れるサンアントニオ川に沿って整備された全長24kmのリバーウォークも有名。


8位 サンディエゴ (カリフォルニア州) 141万人

カリフォルニア州南部の都市。一部飛び地となっており、メキシコとの国境に位置する。16世紀、スペインがはじめて海路にてこの地に到着。18世紀、フランシスコ会がスペインの植民地であるメキシコを経てサンディエゴに入り、カリフォルニアで初めての伝道所を建設した。ここを中心にヨーロッパ人による集落が形作られる。米墨戦争の結果、1846年にメキシコからアメリカに割譲。現在は海軍の大規模な基地があり、航空機産業が盛んである。美しいビーチと自然保護区があり、避寒地として多くの観光客を集める。

 


9位 ダラス (テキサス州) 134万人

ダラス

アメリカ南部に位置する、テキサス州の都市。もともとはネイティブ・アメリカンのカドーの人々が住んでいた。スペイン、メキシコ、テキサス共和国を経て、1845年にアメリカに併合される。都市名は当時の副大統領ジョージ・ダラスに因んでつけられたとする説が有力である。エルム川とウェスト川の合流地帯に位置する、古くからの水上交通の要衝であり、ダラス一帯で栽培される綿花の集散地として発展した。1872年には南北を結ぶミズーリ・カンザス・テキサス鉄道、翌年に東西を結ぶカリフォルニアパシフィック鉄道が開通したことにより、鉄道交通の要地としても発展した。20世紀に入り油田が発見され、航空機産業も主要産業に成長すると中南部最大の都市となった。1963年、第35代大統領 J.F.ケネディがここで暗殺される。1975年に近隣の双子都市・フォートワースとの中間点に巨大なダラス・フォートワース空港が完成したことによって空路のハブともなった。現在では情報、エレクトロニクス産業も盛んである。






10位 サンノゼ (カリフォルニア州) 103万人

サンノゼ

サンフランシスコから南東約70kmのサンタクララ谷に位置する都市。都市名はスペイン語で「聖ヨセフ」を意味する。1777年にスペイン軍の補給基地として建設された、アメリカでは古い町。カリフォルニア州の最初の州都であり、1864年にサンフランシスコ鉄道開通後は当地の農業地帯で生産された農産物の集散地として発展した。20世紀に入りサンフランシスコ都市圏の拡大により人口が急増し、1970年代後半からは半導体・コンピュータ関連の産業が集積する「シリコンバレー」の中心都市となる。富裕層が多く、全米一安全な都市であるとする調査もある。


11位 オースティン (テキサス州) 95万人

オースティン

アメリカ南部、テキサス州の州都。スペインからの移民が拠点を築き始め、19世紀、テキサス戦争にてメキシコに勝利し、テキサス共和国ができるとその首都となった。都市名はテキサス州を開拓したS.F.オースティンにちなむ。1930年代、コロラド川開発計画を機に政治都市としてのみならず、経済都市としても発展。1980年代以降はIT産業も大きく発展している。毎年アートフェスティバル「サウス・バイ・サウスウエスト」が開かれるなど文化振興策などが奏功し、近年では全米で最も住みやすい都市との評価もある。南部にありながらリベラルな気質を持つ都市である。


12位 ジャクソンビル (フロリダ州) 89万人

ジャクソンビル

フロリダ州北東部に位置するフロリダ州最大の都市。フロリダ州の北の玄関口。アメリカ合衆国の中でも最も早くからヨーロッパ人の入植が進んだ地であり、1564年にフランス人が入植したのちスペイン人、イギリス人が居住し、1821年にアメリカ領となった。都市名は第7代大統領、A.ジャクソンにちなむ。1910年代に入ると亜熱帯性の気候と景観、交通の便の良さから映画産業のメッカとなるが、ロサンゼルス・ハリウッドの台頭により10年ほどで衰退した。戦後、経済が伸び悩み、1968年に周辺の市郡が合併。このことによりアメリカ本土最大の面積を誇る都市となった。20世紀当初よりビーチを持つ観光都市として有名。定年退職者の移住者が多いフロリダ州でもっとも市民の平均年齢が若い都市である。


13位 サンフランシスコ (カリフォルニア州) 88万人

サンフランシスコ

西海岸カリフォルニア州の北部に位置する港湾都市。面積は121平方キロメートルほどの小さな街であり、寒暖の差が少ない地中海式気候に恵まれる。1769年、スペイン王の命を受けた伝道師が入り要塞が設置され、当地は「イエバ・ブエナ」とよばれた。1821年にはロシアが近郊に基地、フォート・ロスを建設している。1822年、スペインからメキシコが独立し、メキシコ領となる。米墨戦争でのアメリカの勝利により、1846年に米領となり、聖フランシスコに由来する「サンフランシスコ」に改名した。そのころ金鉱脈も発見されゴールドラッシュで人口が急増した。1869年に大陸横断鉄道が完成したことで商業都市へと発展。1906年、1989年には大地震の被害を受ける。市の中心、モンゴメリー街は西のウォール街と称される金融の中心。1990年代後半以降、IT系を中心とするベンチャー企業が多く興り、富裕層の比率は全米で最も高い。アメリカで最も物価の高い都市であるとの調査もある。米国最大のチャイナタウンがあり、漢字圏では「桑港」、「三藩市」、「旧金山」などと表記される。


14位 コロンバス (オハイオ州) 87万人

コロンバス

アメリカ中西部、オハイオ州の中央に位置する同州の州都。もともとフランスが征服し、その後フレンチ・インディアン戦争を経てイギリスの支配下に入る。ネイティブ・アメリカンとの交易が行われ、ヨーロッパ人との間で激しい紛争も起こった。アメリカ独立後、19世紀はじめに成立したオハイオ州の州都をめぐり政治的混乱が起きたため、1812年、州の中心部に位置する当地が州都として定められた。都市名はクリストファー・コロンブスにちなむ。20世紀初めごろには周辺の商業の中心地となり、1950年代からは航空機産業、自動車産業によって栄えた。近年、郊外にハイウェイがつながったことで郊外は大きく発展し人口を右肩上がりで増やす一方、市中心部のドーナツ化現象が問題となっており、ダウンタウンの再活性化に市を挙げて取組んでいる。特に中心部を流れるサイオート川に沿って再開発された「シオトマイル」は整備された親水空間として市民に親しまれている。






15位 フォートワース (テキサス州) 87万人

アメリカ南部、ダラスの西方約48kmに位置するテキサス州の都市。ダラスとは「双子都市」の関係にある。1849年、インディアンとの戦いにそなえて砦が造られたことに都市の歴史が始まる。現在では航空機、電子、石油精製などの工業が発達し、ダラスとの中間点に国内有数の巨大空港、ダラス・フォートワース国際空港があり、アメリカン航空も本社を構える。「フォートワース文化地区」には多くの美術館、博物館があり、ダウンタウンはその環境の良さから高い評価を得ている。2000年から2006年までの期間では米国で最も成長した都市であった。






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