アデレードのオーバーン

オーストラリアのアデレードにあるガイドウェイバス路線である「オーバーン」。


オーバーン

アデレードの中心街から郊外のマドバリーまで結ぶ、全長12kmのバス路線です。ガイドウェイバス路線としては世界最長です。

ガイドウェイバスとは、走路の両側に低い壁を建てバスの走行を誘導する仕組みのことで、19世紀にダイムラー・ベンツによって開発されました。バス車輪の斜め前に「案内輪」が取り付けられ、それによってハンドル操作なしでもバスは狭路を走ることができます。

1980年にドイツのエッセンではじめて導入され、日本でも2001年より名古屋市で運用を開始しています。

地下鉄はもちろんのこと、場合によっては路面電車よりも敷設費用が安く、またバスは簡単に街中にも出られるため、乗り継ぎ時間の短縮にも繋がります。

アデレードでは1970年代に高速道路の敷設計画が廃止され、代わって安価な公共交通システムとして1989年に運用が始まりました。路線はほぼ公園内を走るため、用地買収の費用はかかりませんでした。

運用主体はアデレード・メトロ。最高速度は100km/hまで出せますが、実際には85kmで運行しています。1日に約31000人が利用し、それまで3、40分所要時間かかっていたところが、6、7分に短縮されたと言います。

バスが連なって高速ですれ違う様は、なんともシュールですね。

 







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