カナダの都市・人口ランキングTOP10

カナダの都市の人口ランキングです。


カナダ連邦 人口 : 3725万人


1位 トロント 273万人

カナダ南東部、五大湖の一つであるオンタリオ湖の北岸に位置する、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴに次ぐ北米4番目の人口を誇る都市。1750年、フランスによって交易所「フォート・ルイユ」が築かれるもその後荒廃。1793年にイギリス人が居住地「ヨーク」を作り、英植民地・アッパーカナダの首都となった。1834年には先住民ヒューロン族の言葉で「集まる場所」を意味するトロントと改称した。1849-1852年、1856-1858年の間、連合カナダの首都だったこともある。戦前からカナダ最大の金融都市だったが、アメリカ東部の工業都市に近いことから戦後大きく発展。また人種別移民受入政策が撤廃された1960年代からヨーロッパ、アジアからの移住者も急増し、国際色豊かな都市となった。1980年代にモントリオールを抜いてカナダ国内最大の都市となる。市内にそびえるCNタワーは一時世界一高い建物であった。






2位 モントリオール 170万人

カナダ南東部のケベック州南部、セントローレンス川とオタワ川の合流点にあるモントリオール島に位置する都市。市民の3分の2がフランス系であり、フランス語圏ではパリに次ぐ規模の都市である。イロコイ族の砦があった地に1535年、フランスの探検家カルチエが到達。当地にあった小山をマウント・ロイヤル(王の山)と名づけたのが市名の由来。1611年以降フランスの植民地だったが、1760年、フレンチ・アンド・インディアン戦争によってイギリスへ譲渡した。1844年から1849年までカナダの首都。1959年、五大湖と大西洋を結ぶセントローレンス水路ができたことで、カナダ最大の港湾都市となった。1980年代までカナダ最大の都市であったが、モントリオールが属するケベック独立運動が激しくなると多くの企業が近隣のトロントに拠点を移し、人口でもトロントに抜かれてしまった。1967年に万国博覧会が開催され、それを機に、アメリカ大リーグのエクスポズのフランチャイズが置かれた(2005年に米ワシントンD.C.に移転)。1976年にはオリンピックが開催。



3位 カルガリー 123万人

カナダ西部、ロッキー山麓に位置する。標高1048mのカナダで最も高地にある都市である。先住民ブラックフット族の領地だったが、1875年にカナダ北西騎馬警察の駐屯地となったのが都市の始まり。「カルガリー」の名はスコットランド・マル島の地名から由来しており、ゲール語で「輝く水」を意味する。1883年にカナディアン・パシフィック鉄道が開通。1914年に近隣でガス田、油田、47年にも近隣で油田が発見されたことで、石油化学工業の都市となった。1970年代のオイルショックで原油価格が上昇したことで、街の経済は大きく発展。30年間で人口は40万人以上増え、建造物の高層化も進んだ。1988年には冬季オリンピックが開催されている。



4位 オタワ 93万人

カナダ東部位置する、カナダの首都。オタワ川を隔ててケベック州に対する。もともとはアメリカ先住民の交易の中心地であったが、1613年にヨーロッパ人が初めて到達した。その後も辺鄙な地であったが、1832年にオタワ川とオンタリオ湖を結ぶ運河が完成し、「バイタウン」という名の村ができた。バイタウンは木材の集散地として栄え、1854年に川の名から「オタワ」に改称した。「オタワ」はアルゴンキン語で「交易」の意。英植民地時代の1858年、フランス系住民の多いケベック州とイギリス系住民の多いオンタリオ州との境にあることから、ビクトリア女王が首都として選定。トロントから遷都した。1867年、新生国家カナダ自治領の首都。住民の約3分の2が英系で3分の1が仏系である。都市計画によって整備された美しい町並みが特徴であり、市内に134の公園緑地をもち、水と緑の町として知られる。







5位 エドモントン 93万人

カナダ西部に位置する。1795年、現在の市内より30km離れた地点に、ハドソン湾会社が毛皮取引所を設立。しかしインディアンに破壊されたため、1807年に現在のエドモントンの地に再建したのが都市の始まり。名前はロンドンのエドモントン川に由来する。1891年にカナディアン・パシフィック鉄道が通じると農産物の集散地として発展。1947年には近隣で世界最大級の油田が発見されると街は大きく発展した。アメリカ大陸北部への航空の重要な玄関口である。



6位 ミシサガ 72万人

カナダ東部、トロントの西隣に位置する。もともとはミシサガ族とイロコイ族が居住していたが、イロコイ族が駆逐されミシサガ族の領地となっていた当地を、19世紀初期、ヨーク(現トロント)が買取いとり、ヨーロッパ人が入植した。現在はトロントのベットタウンとして発展し、住宅団地や高層コンドミニアムが立ち並んでいる。法人税率が低く、トロント国際空港や港があるなど交通の便が良いことから、近年はオフィスや工場も増え、日系企業も多く進出。カナダで最も急速に人口が増えている都市である。



7位 ウィニペグ 70万人

カナダ南部、同国のちょうど中央、東のモントリオール、西のバンクーバーいずれからも約2300kmに位置する都市。地名はインディアンの言葉で「泥の水」を意味する。カナダの先住民族・ファースト・ネーションが住んでいたが、1738年にフランス系の会社が交易所を設立し、その後スコットランド人なども移住。1869年には新住民に対する、ファースト・ネーションによる一揆も起こっている。1885年にカナディアン・パシフィック鉄道が開通すると、東西の物資の集散地として発展。しかし1970年代ごろから都市の成長が鈍化すると、富裕層が郊外へ流出し、貧困層がダウンタウンに集まるようになるなど、インナーシティ問題が深刻化した。現在もカナダで最も多くのファースト・ネーションが住む都市の一つである。



8位 バンクーバー 63万人

カナダの南西、太平洋沿岸に位置する同国の西海岸の中心都市。アメリカのシアトルとは直線距離で約180kmほどに位置にある。コースト・サリシュ先住民族の地に18世紀末、スペインとイギリスが相次いで到達。バンクーバーの名前はイギリスの航海者、G.バンクーバーにちなむ。毛皮の交易所が作られ、ヨーロッパ人の入植が始まった。19世紀半ばにはゴールドラッシュもあり、1880年代にモントリオールからニューヨーク、シカゴ、デトロイトも結ぶ、カナダ大陸鉄道が敷設され、バンクーバーが終点となると街は大きく発展した。また、1914年にはパナマ運河が開通したことによりヨーロッパとの交易も始まり、今ではカナダ最大、およびアメリカも含めた北米西海岸最大の港に成長した。都市と自然が融合しているため林業が盛んであり、自然を目的とした観光業も大きな産業である。世界一住みやすい都市との評価もある。1997年の英領香港の中国返還に伴い、共産化を恐れた香港人の移民が急増した。



9位 ブランプトン 59万人

カナダ東部に位置する、トロントの衛星都市。同市の名前はイングランドにある小さな都市の名前に由来している。1834年以前は街の中心地の交差点に居酒屋が一軒建っていただけであり、地域の会合はその居酒屋で行われていた。1853年に農業見本市が開かれるようになり村に発展。見本市は現代に続いている。現在では、多くの企業の工場などが進出するなど、若者が多く、人口が急増している都市の一つである。花の温室栽培が盛んで「フラワータウン」とも言われる。







10位 ハミルトン 53万人

カナダ東部に位置する、トロントの衛星都市。トロントとナイアガラの滝の中間に位置するため、市内には78もの滝があり、「滝の街」とも言われる。1778年に集落が作られ、1813年に地元の商人、ジョージ・ハミルトンによって農場が作られてから発展。市名は彼の名から取られた。カナダ太平洋鉄道、カナダ国有鉄道が敷設されると工業都市として発展した。







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