ブラジルの都市・人口ランキングTOP10

ブラジルの都市の人口ランキングです。


ブラジル連邦共和国 人口 : 2億768万人

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1位 サンパウロ 1206万人

ブラジル南東部に位置する、南半球最大のメガシティ。標高700mの高地にあるため比較的涼しい。イエズス会宣教師、ジョゼ・デ・アンシエタがインディオへの布教のために1554年に創設した宣教村が町の起源。17世紀、ポルトガルの奥地探検隊、バンデイランテスの拠点となったことで発展をはじめ、19世紀にはコーヒー栽培の広まりにより街は急速に拡大。欧州から労働者が流入し国際化が進んだ。20世紀初頭には日本からの移民も多く、世界最大規模の日系人社会を形成している。コーヒーブーム終息後も人口増加は進み、1960年代にはリオデジャネイロを抜いてブラジル最大の都市となった。しかし100万人ほどいると言われる貧困層や治安の悪化、交通渋滞など都市問題も多い。






2位 リオデジャネイロ 668万人

ブラジル南東部に位置する、同国第2の人口を有する都市。都市周辺の美しい景観は世界遺産に登録されている。リオデジャネイロはポルトガル語で「1月の川」の意。中南米有数の貿易港でありブラジル経済の中心地。また世界有数の観光地であり、ショーロ、ボサノヴァを生んだ音楽の都としても名高い。16世紀ポルトガルに発見され、18世紀、内陸のミナスジェライス州で金鉱が発見されると、近隣のリオは金の積出港となりブラジル植民地の交通と富の中心となった。後に植民地の首府となり、ポルトガル宮廷がナポレオン軍を逃れてリオに移転した際にはポルトガル・ブラジル連合王国の首都となる。しかし宮廷はリスボンに帰還後、ブラジル統治のためにポルトガル軍を送り込んだためブラジルは憤激。独立派はリオに残っていた王太子ドン・ペドロを擁立してブラジル帝国の独立を宣言した。リオはブラジル帝国の首都となり、共和制移行後も引き継がれた。戦後人口はサンパウロに抜かれ、1960年のブラジリア遷都により首都の座も失った。2016年、南米初となる夏季オリンピックを開催した。


3位 ブラジリア 287万人

ブラジル中央部に位置する、長方形型のブラジルの首都。標高約1150mの地に位置し、気候は温暖である。リオデジャネイロやサンパウロなど大西洋沿岸に人口や産業が集中し、内陸部との格差が生じていたため、18世紀から内陸部への遷都計画があった。19世紀末に計画が具体化し、1956年に遷都地として当地が選ばれ、1960年に正式にリオデジャネイロから遷都された。都市計画はL.コスタが、主要建築物の設計は世界的建築家のO.ニーマイヤーが担当した。中心市街の平面図はジェット飛行機のように翼を広げた形状で、機首部分に国会議事堂、行政庁舎、最高裁判所が、翼の部分には高層住宅や各国大使館が配された。自動車での移動を前提に計画されたため、市内の主要道路はすべて立体交差になっており、生活には不便が多い。都市があまりにも機能的、計画的で人間性に乏しいという批判もあるが、1987年に「近代都市の最新技術を結集した」として、市街は世界遺産に登録されている。莫大な建設費は国家財政に大きな負担となり、また周囲の衛星都市は無秩序に発展してスラム化するなど問題も多く、後の都市計画の教訓ともなった。


4位 サルヴァドール 285万人

ブラジル東部、「諸聖人の湾」の大西洋岸に位置する港湾都市。正式名称は、「諸聖人の湾の、聖なる救世主」という意の「サン・サウヴァドール・ダ・バイーア・ジ・トードス・オス・サントス」であり、地元では古くからシンプルに「バイーア」と呼ばれている。16世紀にポルトガルによって都市が建設される。砂糖産業と奴隷貿易のブラジルの主要貿易港として発展し、ポルトガル領ブラジルの最初の首都となった。18世紀にはアメリカ新大陸最大の都市となる。1763年に新興のリオデジャネイロへ遷都され、首都の地位を失った。植民地時代の建築物が残り、それらは世界遺産に登録されている。サンバ発祥の地とも言われる。


5位 フォルタレザ 264万人

ブラジル北部、太平洋に面する港湾都市。旧称セアラー。1609年、フランスやオランダの侵攻に備えてポルトガル人が作った要塞を中心に発展した。19世紀、綿産業で栄え、鉄道が敷設されたことで急成長した。美しいビーチを有するリゾート地としても有名である。しかし複数の犯罪組織が跋扈するなど治安が極めて悪いことでも知られ、2019年に就任したボルソナロ新大統領は治安維持のために軍を配備した。






6位 ベロ・オリゾンテ 250万人

ブラジル南部、首都ブラジリアとリオデジャネイロの中間に位置する内陸都市。19世紀末、標高約830mに地に、アメリカのワシントンD.C.を模して作られた、放射状の街路を持つブラジル最初の人工計画都市。当時は「シダデデミナス」と呼ばれ、その後ポルトガル語で「美しい地平線」を意味する「ベロ・オリゾンテ」に改称した。北西部には美しい人工湖・パンプーリャ湖や、1940年代に建築家O.ニーマイヤーが手がけた近代建築群が広がり、それらは世界遺産に登録されている。

 


7位 マナウス 213万人

ブラジル北部、アマゾン川支流ネグロ川流域に位置する内陸都市。河口から約1700km上流に位置する。都市名は原住民マナオ族に由来。1669年に作られた要塞を中心に集落が広がり、19世紀末から始まったゴム・ブームによって発展した。アマゾン観光の中心地である。


8位 クリチバ 191万人

ブラジル南部、標高約1000メートルの高原に位置する都市。気候はきわめて快適である。17世紀、金鉱を求めた人々の入植が始まり、18世紀には都市名を先住民の言葉で「松」を意味する「クリチバ」に変更した。19世紀には移民団を受けれたため、ドイツ系、イタリア系、ポーランド系、日系の移民が多く、ヨーロッパ調の町並みが広がる。1970年代、人口急増に伴い策定された優秀な都市計画が奏功し、南米随一の整然とした交通網を持つ、美しい都市として知られる。また、多くの緑地を有し、1996年の国際連合人間居住会議において、「世界一革新的な都市」に選ばれている。


9位 レシフェ 163万人

ブラジル北東部、南アメリカ大陸東端に位置する港湾都市。大西洋にのぞむ砂州と2島に渡って作られた都市で、多くの橋で結ばれることから、「ブラジルのベネチア」とよばれる。市名はポルトガル語で「礁」の意。16世紀、ポルトガルが上陸。一時オランダに支配されるも17世紀にポルトガルが復帰すると、奴隷貿易の受け入れ港のとして栄えた。保養地としても有名だが、殺人率はブラジルの平均の2倍ほどと、治安が悪い。






10位 ゴイアニア 149万人

ブラジル中部、首都ブラジリア近くの高原都市。1933年に内陸部の開発拠点として森林地帯を切り開いて整備された計画都市。同心円状の広い街路と美しい公園を配する近代都市であり、森林地帯としては世界で2番目に居住者が多い。1987年、閉鎖された病院から医療用放射線源のセシウム137が犯人の勘違いによって盗まれ、249人もの被爆者と4人の死者を出している。






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