中国・住みやすい都市BEST15(2019年)

中国情報のポータルサイト、Sapore di Cinaは、中国の住みやすい都市のランキングを発表しています。文化的、歴史的意義、経済状況、清潔さ、料理、気候、ファッション、ショッピング、都市の国際性、主要都市への近さなどといったことを考慮に入れたランキングです。


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1位 杭州 (浙江省)

杭州

上海の西に位置する杭州は、秦の時代に作られた、北京から繋がる大運河の南の終点である。歴史的遺物と自然の美しさで有名であり、マルコ・ポーロは、世界で最も美しい都市と評した。西湖はユネスコの世界遺産に登録され、中国の庭園設計の重要なインスピレーションの源となっている。





2位 厦門 (福建省)

街の多くが、海岸線に囲まれた島にあるアモイは、1980年代初頭の改革開放期に外国からの投資と貿易が呼び込まれた経済特区の1つ。台湾と海峡を挟んで接し、今では定期船も就航している。世界遺産のコロンス島は、ビクトリア朝様式のヨーロッパ風建築がたくさんあり、観光客で賑わう。


3位 昆明 (雲南省)

雲南省の首都で最大の都市でベトナムに近い昆明は、温暖な気候のため「春の都市」として知られている。中国で最も汚染されていない大都市の1つでもある。


4位 青島 (山東省)

北京と上海の中間に位置する青島は「青島ビール」知られるが、かつてはドイツの支配下にあり、ドイツ様式の建物とビーチが独特な国際都市。2011年には、中国競争力研究所によって中国で最も住みやすい都市の第1位にランクされた 。


5位 南京 (江蘇省)

上海にほど近い南京は文化的、歴史的遺産だけでなく、経済も活力があり、外国の駐在員にも人気の都市である。大学生の総人口に対する割合は全国で最も高い文教都市の性格も持つ。





6位 深圳 (広東省)

1970年代には小さな漁村であった深圳は、香港に近いために最初の経済特区として指定されて以来、爆発的に成長。気候は一年中温暖で、消費施設は充実し、近年は国際的な雰囲気も持つようになった。


7位 珠海 (広東省)

マカオの北に位置する珠海は2014年、中国社会科学院により「住みやすい都市」に選ばれた。経済特区・深川と珠江デルタのすぐ向かいに位置し、観光業に重点を置いた環境都市として発展した。


8位 北京 (直轄市)

深刻な大気汚染はあるが、政治的中心であり、数多くの寺院、宮殿、庭園、壁、門、墓があり、万里の長城、紫禁城、天壇、頤和園などの7つのユネスコの世界遺産を持つ、中国でも有数の文化的なレベルの高い都市である。


9位 天津 (直轄市)

北京の外港である天津は、巨大な都市であるにもかかわらずのどかな雰囲気を持ち、2009年には、エコノミストの居住性指数で世界で72位、中国で1位にランクされた。


10位 三亜 (海南省)

中国最南端の海南島のさらに南端に位置する。一年中温暖な気候、比較的きれいな空気と水などにより中国有数の住みやすさを誇る。





11位 海口 (海南省)

海南島の北端に位置する同島で最も発展した都市。中国で最もクリーンな都市の1つとしてランク付けされている。


12位 成都 (四川省)

中国のちょうど中央部に位置する成都は、大都市でありながら公園が多く、寺院などの文化施設も多い。


13位 蘇州 (江蘇省)

蘇州

上海の北西に位置する蘇州は上海から高速列車ですぐに移動できることもあり、居住地としての人気が高い。多くの運河、世界遺産に登録された多数の古典的な庭園があり、「中国のベニス」と呼ばれる。


14位 桂林 (広西チワン族自治区)

中国南部に位置する桂林は、美しい景観と温暖な気候によって、人気の居住地である。


15位 上海 (直轄市)

上海は中国の経済ブームの顔であり、その国際的雰囲気から外国人にとって住みやすい都市でもある。




参考 : Sapore di Cina


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