ノルウェーの都市・人口ランキングTOP10
ノルウェーの都市の人口ランキングです。
小規模ながら、優れた都市計画で綺麗に整備された都市が多くあります。
ノルウェー王国 人口 : 532万人(2019年)
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1位 オスロ 68万人

ノルウェー南部に位置し、北欧有数の不凍港を持つ同国の首都。オスロの名は古ノルド語で「神の牧草地」の意であると言われる。11世紀、ノルウェー王ハーラル3世によって設立され、14世紀にノルウェー王国の首都となる。ハンザ同盟に入り都市は栄えたが、ペストが流行したため都市は衰退し、オスロはすぐに首都の座から降りた。17世紀には火災で都市の多くが消失したが、デンマーク=ノルウェー国王クリスティアン4世が再建し、碁盤の目状に街路が整備された美しい都市に生まれ変わった。都市名も国王の名に因み、オスロから「クリスチャニア」に改名する。18世紀、スウェーデンに支配されるが、1905年にノルウェーが独立すると同国の首都に返り咲いた。1925年には都市名が現在の「オスロ」に戻る。第二次大戦で大きな戦災を受けなかったため、戦後すぐに都市は拡大した。ノーベル賞の授賞式はスウェーデンのストックホルムで授賞式が行われるが、平和賞だけはオスロで行われる。
2位 ベルゲン 28万人

ノルウェー南西部に位置する港湾都市。港を中心に発展し、周囲を7つの山に囲まれている。北海に面することから、古くからイギリスやドイツと交流があった。都市名は古ノルド語で「山の牧草地」という意味である。高緯度に位置するが、海流の影響で気候は温暖であり雨も多い。11世紀に都市が作られ、12、13世紀にはノルウェー王国の首都。14世紀以降、ドイツ・ハンザ同盟の商人がここを基地としたため、都市は栄えた。15、16世紀は北欧最大、19世紀まではノルウェー最大の都市であった。歴史を通じ、多くの大火に見舞われている。ハンザ同盟時代の遺構が世界遺産に登録されており、またフィヨルド観光の中心地としても多くの観光客を集める。
3位 トロンハイム 19万人

ノルウェー中部に位置する港湾都市。10世紀、ノルウェー王オーラフ1世が聖堂と王宮を建設。当時は「カウパングル」と呼ばれていたが、11世紀に「ニダロス」と改称。14世紀までノルウェー王国の首都であった。北部ノルウェーとの交易などにより繁栄するも、交易の中心がハンザ同盟に属する南部のベルゲンに移ったことで衰退した。16世紀、「トロンハイム」に改称。19世紀末、オスロと鉄道で結ばれると、ノルウェー中部の不凍港として再び発展した。第ニ次大戦中はナチス・ドイツの侵攻を受ける。ナチス軍は軍事拠点となる人口30万人の新都市を、トロンハイムの南15キロの位置に建設しようとしていたと言われる。ノルウェー王でキリスト教の聖人・オーラフ2世の墓があり、巡礼地となっている。
4位 スタヴァンゲル 13万人

ノルウェー南西部に位置する港湾都市。8世紀ごろから集落が作られ、貿易を通じノルウェーでも最初期にキリスト教が伝来した。12世紀、カトリックの司教座が置かれ宗教都市となったが、近世はその性格を失い微衰。しかし1960年代に北海油田が発見され、その拠点として都市は発展した。オスロからの鉄道の終点である。
5位 バールム 12万人

ノルウェー南部、オスロ西側近郊に位置する都市。都市名は古ノルド語で「山と農家」というような意味である。11世紀にはトロンハイムへ向かう巡礼の要衝となっていた。1838年に都市として公式に設立される。しばらく農地の広がる都市であったが、20世紀半ばからオスロの郊外都市として宅地化が進んだ。都市東部のオスロと隣接する地域は高級住宅街であり、住民一人あたりの所得と大卒率が全国で最も高いことで知られる。またノルウェーでもっとも住みやすい都市に選出されたこともある。
6位 クリスティアンサン 9万人

ノルウェー南端に位置する都市。17世紀、デンマーク=ノルウェー王のクリスティアン4世によって建設され、都市名も彼の名に由来する。中心街は碁盤の目状に整然と整備されている。不凍港であり、ヨーロッパ、アメリカとの貿易によって栄えた。ノルウェー南端にあるため夏が長く、観光客も多い。
7位 フレドリクスタ 8万人

ノルウェー南部、スウェーデンにほど近い港湾都市。16世紀、デンマーク王フレゼリク2世によって創設され、都市の名も彼にちなむものである。旧市街には、保存状態の良い城塞の遺構が残っている。製材業が盛んであり、製材輸出の重要港であった。
8位 サンドネス 7万人

ノルウェー南西部に位置する港湾都市。もともと小さな港村であったが、1860年に都市として成立。都市名は「砂の岬」という意味である。現在ではノルウェー有数の自転車都市として知られ、地元民や観光客用に様々な自転車ルートが提供されている。人口も過去10年間で2割ほど増加した。
9位 トロムソ 7万人

ノルウェー北部、北極圏に位置する都市。北極圏最大の都市の一つであり、ノルウェー北部の中心都市。トロムソの名は「水流」を意味する古ノルド語に由来すると言われている。トロムソ島に市街の中心があり、ノルウェー本土とは橋と海底トンネルで結ばれている。9世紀、ヴァイキングが進出。13世紀、当地に最北端のキリスト教会が作られたと伝えられている。18世紀、デンマーク王から交易特権を得、19世紀には北極圏での狩猟や漁業、北極探検の拠点となった。都市は発展し「北のパリ」と呼ばれるようになる。第二次大戦では一時ドイツ・ナチスに占領されるも街はほぼ無傷であった。現在では夏は白夜、冬はオーロラ観光で賑わう観光都市。トロムソ大学があり、学術都市としても有名。
10位 ドランメン 6万人

ノルウェー南部、オスロ近郊南に位置する都市。13世紀に建設された2つの小さな港湾都市が19世紀に併合して成立した。都市名は、古ノルド語の「波」という意味。19世紀より、観光、造船、材木取引などで栄える。市の人口は6万人ほどだが、都市圏は15万人を超える。優れた都市計画によって整備され、国内外から多くの都市開発、環境都市の賞を受賞している。
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