栃木県の都市・人口ランキングTOP10

栃木県の都市の人口ランキングです。


栃木県 人口 : 197万人 (2019年)


1位 宇都宮市 52万人

栃木県中央部に位置する同県の県庁所在地。市西部の大谷(おおや)では、建築資材として名高い大谷石が採掘される。4世紀「池辺郷」と呼ばれた当地に、蝦夷平定のためやってきた豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が宇都宮大明神(現・二荒山神社)を創立。11世紀、大明神の別当職に任じられた藤原宗円が宇都宮氏と改名したことで、地名として定着した。宗円は大明神の南に宇都宮城を築城し、宇都宮は門前町、城下町として発展した。源頼朝も奥州平定に向かう前、大神宮に奉幣したという。また戦国時代、東国を平定した豊臣秀吉も頼朝に倣って宇都宮城に入り、東国の戦後仕置を指示している。江戸初期に本多氏が入城した後、奥平氏、松平氏、戸田氏など藩主が目まぐるしく交代したが、そのころ整備された日光街道と奥州街道の分岐点となり、宿場町としても栄えた。幕末の戊辰戦争では戦場となり、宇都宮城はじめ市街は甚大な被害を受けている。1982年に東北新幹線が開通し、2023年には新設の路面電車としては1948年の富山地方鉄道伏木線(現・万葉線高岡軌道線)以来となる、「宇都宮ライトレール」が開業予定である。北関東の都市として最大の人口を擁し、その数も戦後より一貫して増加を続けている。





2位 小山(おやま)市 16万人

栃木県南部に位置する市。12世紀、小山政光が思川(おもいがわ)ほとりに祇園城(小山城)を築城したと伝わる。1590年に祇園城は廃城となったが、江戸時代は日光街道の宿場町、江戸に通じる思川水運の河港として栄えた。高度成長期に工業団地が形成され、県内有数の工業都市として発展。人口も現在まで増加傾向が続いている。東京都区部に通勤する住人の多い東京のベッドタウンでもあり、1982年の東北新幹線開通の際は市内の小山駅が停車駅となった。


3位 栃木市 16万人

栃木県南端に位置し、南で群馬県、埼玉県、茨城県に接する市。中心市街は中世、小山氏や皆川氏に支配され、皆川城や後継の栃木城の城下町として発展。江戸時代は日光例幣使(れいへいし)街道の宿場町、市場町、また巴波川(うすまがわ)の河港として栄えた。廃藩置県後の1871年から1884年まで、現栃木県南部と群馬県の一部で構成される旧栃木県や、宇都宮県との合併後の現栃木県の県庁所在地であった。戦災を免れたため古くからの町並みが残り、巴波川沿いには蔵が立ち並ぶ。市南部の渡良瀬遊水地はラムサール条約登録湿地である。


4位 足利市 14万人

栃木県南西端に位置し、群馬県太田市、桐生市、館林市、邑楽町(おうらまち)に接する市。古代から東山道の宿駅である足利駅として『延喜式』や『続日本紀』に記述が残る。平安時代、下野国足利荘を相続した源義康が足利氏を名のり、室町幕府を開いた足利氏の発祥となった。足利氏歴代当主の宗廟があった法界寺跡や、足利尊氏が崇拝した大岩毘沙門天、足利義満が再興した浄因寺など足利氏由来の寺社が多い。中世に作られた易学や兵法を教える足利学校は、当時関東の最高学府としてその名を轟かせ、学校は江戸幕末まで存続した。古くから絹織物の名産地として知られ、先染めの平織物である足利銘仙が有名である。これら史跡の他、美術館など観光資源が多く、2018年には年間観光客数は500万人を突破した。


5位 佐野市 11万人

栃木県南西部に位置し、渡良瀬川を挟んで南で群馬県館林市に接する市。東の栃木市内に佐野市の飛び地がある。鎌倉時代、唐沢山城を根拠地とした佐野氏が支配。江戸時代に徳川家康の命で、現佐野駅前に佐野城(春日岡城)として城が移転したが、1614年に佐野氏が改易となったため、佐野城はすぐに廃城となった。家康の没後に整備された日光例幣使街道の宿(天明宿)となり、また市場町として栄えた。佐野駅はJR両毛線と東武佐野線の乗換駅。関東三大師の一つ、佐野厄除大師(惣宗寺)があり、年始には多くの初詣客を集める。


6位 那須塩原市 11万人

栃木県北部に位置する市。那須野原の一部を占める。2005年、黒磯市、那須郡西那須野町、塩原町が合併し市制移行。箒川上流の塩原温泉郷や、那珂川上流の板室温泉は1000年以上の歴史を持つ温泉街として有名だったが、那須野原は明治時代まで水資源のない不毛の地として、手つかずの原野であった。水利を改善するため1885年に疎水開削の大事業が着手され、約5ヶ月という速さで、総延長約332kmに及ぶ那須疏水が完成した。それまで地域の中心地は奥州街道の通る現・大田原市だったが、開拓後、国道4号線や東北本線、東北新幹線が通り、東北自動車道のインターチェンジが設置されるなど交通インフラが発達。それに伴い工業団地も多く建設され、首都機能移転の候補地にも上がるようになった。人口も大正時代から2010年にかけ、右肩上がりで上昇を続けた。





7位 鹿沼(かぬま)市 9万人

栃木県中部に位置する市。戦国時代、このあたりを統治していた鹿沼氏が宇都宮氏に滅ぼされ、宇都宮氏の家臣である壬生(みぶ)氏が統治を任される。壬生氏は鹿沼城を築き、鹿沼は城下町、市場町、日光例幣使街道の宿場町として発展。周辺で採れる麻の集散地としても栄えた。戦後は金属機械関連の工業団地が形成された。毎年10月に行われる鹿沼今宮神社祭の屋台行事(通称・鹿沼秋まつり)は、「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録されている。


8位 日光市 8万人

栃木県北西部に位置し、北で福島県、西で群馬県に接する市。市域の9割ほどが山地で、市西部に男体山、白根山、中禅寺湖、華厳の滝、戦場ヶ原などが控える。2006年、足尾銅山などで知られる足尾町ほか1町1村と合併し、自治体として関東最大、全国でも第3位の大きさの面積を有するようになった。奈良時代、勝道(しょうどう)上人が二荒山神社と輪王寺を建立し、一帯が「日光山」と呼ばれたのが街の始まり。徳川家康没後、家康を祀る東照宮が日光山に造営されると、多くの参拝客を集めるようになった。これら日光山の2社1寺は「日光の社寺」として1999年に世界遺産に登録されている。明治時代に入ると外国人観光客も集め、洋館のホテルも建てられた。日光湯元温泉、鬼怒川温泉、川治(かわじ)温泉、奥鬼怒温泉郷など温泉地も多く、また市内の日光国立公園にある奥日光の湿原(湯ノ湖、湯川、戦場ヶ原、小田代原)は、ラムサール条約に登録されている。


9位 真岡(もおか)市 8万人

栃木県南東部に位置し、南で茨城県と接する市。市の西を鬼怒川が流れる。室町時代、宇都宮氏の家臣・芳賀(はが)氏が一帯を治めるが、主家・宇都宮氏の改易により芳賀氏も没落。江戸時代には幕府の直轄地(天領)となり、代官所が置かれた。明治末期まで真岡木綿の集散地として栄える。江戸後期には財政難に陥った天領・真岡の立て直しのため、経世家の二宮尊徳が幕府から派遣された。尊徳は財政再建策である「報徳仕法」を発令したが、事業道半ばにして真岡で没した。第二次大戦中は工場疎開地となり、戦後も大規模な工業団地が形成されている。


10位 大田原市 7万人

栃木県北東部に位置し、東で福島県、茨城県に接する市。那須野原の一部を占める。1545年、大田原資清(すけきよ)が大田原城を築城。江戸時代は大田原藩1万2000石の城下町となる。奥州街道が整備され、松尾芭蕉も旅したという日光北街道との分岐点となると、宿場町、地域の中心地となった。幕末は戊辰戦争で新政府側に付き、旧幕府側の会津藩との戦いで大田原城が消失した。明治の廃藩置県では一時大田原県の県庁所在地になる。東北本線が大田原の外れに整備されたため一時衰退するも、1916年に東野(とうや)鉄道が東北本線から伸びると、栃木県北部の中心地としての位置を守った。人口減少とそれに伴う輸送量低下などにより1968年に東野鉄道は廃線となったが、その後工業団地の誘致が進むなどし、1970年から2000年にかけ人口は再び増加に転じた。





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