秋田県の都市・人口ランキングTOP10

秋田県の都市の人口ランキングです。


秋田県 人口 : 100万人 (2019年)


1位 秋田市 30万人

秋田県西部に位置し、日本海を望む同県の県庁所在地。将軍・阿倍比羅夫が7世紀に東北で蝦夷を征伐した際に、当地の名が「齶田(あぎた)」、「飽田(あくた)」として「日本書紀」に残っている。8世紀、城柵・秋田城が築城され、出羽国の国府が置かれた。当時、土崎(つちざき)の湊(現・秋田港周辺)に、中国大陸から満州ツングース系民族の渤海国の使節が訪れ、交流が行われていたと言われる。16世紀、土崎港に湊(みなと)城を築いて本拠とした安藤実季(さねすえ)が支配し「秋田氏」を名乗る。江戸時代、佐竹氏が常陸国から転封となり、現・秋田駅近くに久保田城(現・千秋公園周辺)を築城。現市街の原型となる久保田(秋田)藩の城下町が形成された。また土崎港は北前船の寄港地として栄える。20世紀はじめより市内の八橋油田はじめ油田が整備され、秋田市は日本有数の石油産出地域となったが、1960年代以降その量は減少している。秋田(土崎)港には石油の製油所が立ち並んでいたため、戦時中は米軍の空爆の標的となった。1997年、在来線を利用するミニ新幹線である秋田新幹線が盛岡から開通。毎年8月に行われる秋田竿燈(かんとう)まつりは、青森のねぶた祭、仙台の七夕祭とともに東北三大祭りの一つである。


2位 横手市 9万人

秋田県南東部の横手盆地に位置する市。2005年、旧・横手市と5町2村が合併し、新・横手市が誕生した。平安時代に金沢柵が築かれる。戦国時代、小野寺氏が横手城(築城年不明)に居城を移し、江戸時代は久保田藩藩主佐竹氏の一族・戸村氏の城下町となった。横手川沿いに町が形成され、定期的に市が開かれた。稲作、りんご、ぶどうを中心とした果樹の栽培が盛んな地域だが、1955年をピークに人口は減少傾向にある。市域は県内有数の豪雪地帯である。


3位 大仙市 8万人

秋田県中南部、横手盆地西部に位置する市。2005年、大曲市と6町1村が合併して大仙市が成立。市内には雄物川を主流としていくつかの支流が流れ、古くから船運で開けた。平安時代に払田柵(ほったのさく)が築かれ、江戸時代は羽州街道の宿場町として栄えた。稲作、果樹栽培のほか、北西部の山間部で行われる林業も盛んである。


4位 由利本荘市 7万人

日本海に面する秋田県南西部に位置し、南で山形県に接する市、2005年、本荘市と7町が合併して由利本荘市が成立。古代、出羽国の由利柵が置かれた地で、中世は由利氏、大井氏、北条氏、由利十二頭ら多くの豪族が割拠した。関ヶ原合戦の後は最上氏が治め、その重臣・本城満茂が「本城」城を築く。その後、最上氏が改易となった後の1623年に入城した本郷氏の下、城下町が整備された。ニ代藩主・六郷政勝の代に城の名が「本荘」に改められ、本荘藩2万石の中心として発展。その他江戸時代は亀田藩、矢島藩もこの地域を治めていたが、幕末明治期の戊辰戦争で幕府側の鶴岡藩と戦うこととなり、市街の多くが焼失した。「本荘米」ブランドで有名な米どころである。


5位 大館(おおだて)市 7万人

秋田県北東部に位置し、北で青森県と接する市。秋田県北部の政治経済の中心地である。9世紀ごろまで蝦夷の地だった地域で、「火内」と呼ばれる大和朝廷の権力の及ばない地域だった。源頼朝の奥州征伐によって浅利氏が地頭として配され、浅利勝頼が1550年に大館城を築城。関ヶ原合戦の後、久保田藩佐竹氏がこの地を治めたが、戊辰戦争では激戦地となり町は焼き尽くされた。大正、昭和期も幾度も大火や洪水に見舞われている。1885年、黒鉱が発見され鉱山の町として発展。その中心的鉱山である花岡鉱山では戦時中、過酷な労働に耐えかねた中国人労働者による蜂起、「花岡事件」も発生した。1960年には現・大館市にあたる地域の人口は10万人を超えたが、1994年に花岡鉱山は閉山。人口も1960年をピークに減少傾向が続いている。秋田北部の郷土料理であるきりたんぽの本場、比内鶏の産地、秋田犬の原産地としても知られている。


6位 能代(のしろ)市 5万人

秋田県北西部に位置し日本海を望む市。旧・能代市と二ツ井町が合併し、新・能代市が誕生。7世紀、蝦夷征伐のため将軍・阿倍比羅夫が「渟代(ぬしろ)」と呼ばれた当地に上陸したとされる。17世紀、18世紀に連続して起こった大地震を機に、地名が現在の「能代」に改められたという。「秋田杉」で知られる林業が盛んな地で、近世は杉の積出港として栄えた。1949年と1956年に大火に見舞われている。漆器・能代春慶は能代の特産だったが、後継者の不在で2010年を最後に途絶えている。


7位 湯沢市 4万人

秋田県南部に位置し、南で山形県、東で宮城県に接する市。市域は日本有数の豪雪地帯である。1227年、小野寺重道が湯沢城を築く。1595年、小野寺氏を討った最上氏の家臣・楯岡(本城)満茂が入城。江戸時代は最上氏と領地替えをした佐竹南家の初代領主・佐竹義種が城下町を整備した。日本一の酒どころと言われる兵庫県・灘五郷にちなみ、「東北の灘」とも称されるほど酒造の盛んな地である。その他に稲庭うどん発祥の地、伝統工芸品の川連漆器の特産地として知られ、犬っ子まつり、七夕絵灯籠まつり、大名行列が湯沢三大祭として有名である。また秋ノ宮温泉など温泉郷が点在するなど観光資源が豊富で、年間120万人ほどの観光客を集める。平安時代の歌人で「世界三大美人」にも讃えられる小野小町出生の地であると言われる。


8位 潟上(かたがみ)市 3万人

秋田県中西部、秋田市の北、八郎潟調整池の南に位置し、日本海を望む市。2005年3町が合併して潟上市が成立した。中世より現・秋田市域を根拠とした安藤氏や佐竹氏の影響下にあり、江戸時代は羽州街道の宿場町として賑わった。明治末期より豊川油田で石油の採掘が開始された。2001年に産油は停止したが、現在も天然ガスの生産は続けている。かつて日本第2位の大きさを持つ湖だった八郎湖の干拓事業が1950年代に始まると、湖南に位置する当地にも工事特需が舞い込んだ。


9位 北秋田市 3万人

秋田県北部に位置する市。2005年、4町が合併して北秋田市が成立した。江戸時代より阿仁川水運の河港として栄えた地。明治期には北秋田郡の郡役所が置かれ、地域の中心地となった。1998年、大館能代(おおだてのしろ)空港が開港。2021年には、国指定史跡の伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡が、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として世界遺産に登録された。


10位 鹿角(かづの)市 3万人

秋田県北東部に位置し、青森県と岩手県に接する市。古くは「上津野(かづの)」と呼ばれた。中心市街の花輪には花輪館が築かれ、江戸時代は盛岡藩中野氏の城下町、六斎市が開かれる市場町となった。尾去沢(おさりざわ)鉱山は8世紀には発見されていたと言われる日本有数の銅山で、1978年に閉山した。1月2日に行なわれる舞楽・大日堂祭堂はユネスコ世界無形遺産に登録されている。


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