三重県の都市・人口ランキングTOP10

三重県の都市の人口ランキングです。


三重県 人口 : 180万人 (2021年)


1位 四日市市 31万人

三重県北部に位置し、伊勢湾に面する市。室町時代には4のつく日に市が立つようになっていたという。江戸時代は東海道の宿場町・桑名宿を経て熱田神宮門前の宮宿へ至る海上路の港としても賑わった。明治の廃藩置県では一時三重県の県庁所在地となる。鉄道路線から外れたため一時衰退するが、1888年に関西鉄道(現・JR関西本線)が敷かれ、1899年には四日市港が開場港となると、工業化が進んだ。戦後も大規模な石油化学コンビナートが作られたが、大気汚染が進み、四日市ぜんそくなど公害問題が深刻化した。大手流通企業であるイオングループは、江戸商人の四日市岡田家から発展したものである。


2位 津市 27万人

三重県中部に位置し伊勢湾を望み、西で奈良県に接する市。同県の県庁所在地。2006年、旧・津市と1市6町2村が合併して新・津市が誕生した。この合併により、県内で最大の面積を擁する自治体となった。古くは「安濃津(あのつ)」とよばれた地で、日本三津の一つに数えらるなど伊勢国の中心地の一つだった。室町時代、細野藤敦により津城が築城され、江戸時代は津藩藤堂氏の城下町、伊勢参宮街道の宿場町として栄えた。明治の廃藩置県では一時、安濃津県(のち「三重県」と改称)の県庁所在地となり、1876年に合併して拡大した現在に続く新・三重県の県庁所在地となった。1889年には全国で最初に市制に移行した31市の一つとなる。戦前は繊維工業、戦後は重工業が主産業となったが、製造品出荷額は県内自治体中5位と、人口と比して工業はあまり盛んではない。


3位 鈴鹿市 19万人

三重県北部に位置し、伊勢湾に面する市。古代、伊勢国の国府が置かれた地である。室町時代に神戸(かんべ)城が築かれ、江戸時代は東海道、伊勢参宮街道の宿場町として発展。戦前、海軍航空隊や海軍航空廠(支廠)が置かれ、軍都となった。戦後工場の集積が進み、現在では県内第2の工業都市である。1962年、本田技研工業により鈴鹿サーキットが開設され、1987年からF1日本グランプリが開催されている。


4位 松阪(まつさか)市 16万人

三重県中南部に位置し、伊勢湾に面する市。西で奈良県に接する。2005年、旧・松阪市と4町が合併し、新・松阪市が誕生した。1580年、織田信長の次男・信雄が松ヶ島城を築城。1584年に近江から転封してきた蒲生氏郷(がもううじさと)氏が新たに松坂城を作り、居城とした。伊勢参宮街道や熊野街道などを城に向かうように付け替え、武士や商人を強制的に移住させるなど城下町を整備。楽市楽座を敷き、商業を興した。松阪商人の中から江戸の豪商の一つである三井家も生まれた。江戸時代は和歌山藩に編入され、松坂城は代官所となる。国学者・本居宣長の生地であり、記念館も建設されている。日本三大和牛の1つである松阪牛の産地としても有名。


5位 桑名市 14万人

三重県北東部に位置し、伊勢湾を望み、東で愛知県、北東で岐阜県に接する市。室町時代、揖斐(いび)川と員弁(いなべ)川に囲まれたデルタ地帯に水城・桑名城が築かれ、河港として栄えた。江戸時代は桑名藩11万石の城下町、また宮宿(熱田神宮)に至る東海道の海路「七里の渡し」の宿場町として賑わった。明治時代、東海道線が市街から外れて敷設され衰退したが、戦後、名古屋市のベッドタウンおよび工業都市として、人口が増加した。


6位 伊勢市 12万人

三重県中東部、志摩半島北西部に位置し、伊勢湾を望む市。垂仁天皇の時代(3世紀から4世紀)に宇治に皇大神宮(内宮)が、雄略天皇の時代(5世紀)に山田に豊受大神宮(外宮)が奉置されて以降信仰の地となり、江戸時代には「お伊勢参り」の風習が民衆に広まった。ちなみに戦後「伊勢市」と改称する前は、内宮外宮両地区の地名をあわせて「宇治山田市」と称されていた。古くから伊勢神宮外宮周辺に門前町が広がり、神領として管理された。明治時代も、旧伊勢国内の天領や神宮領を管理する自治体として度会府が置かれた。廃藩置県後は一時、度会県の県庁所在地となる。20年ごとに、内宮・外宮の正殿・別宮全ての社殿を造り替えて神座を遷す「式年遷宮」が行われ、それに当たった2013年には2300万人もの観光客を集めた。


7位 伊賀市 8万人

三重県中北部に位置し、北で滋賀県、西で京都府、奈良県に接する市。2004年、上野市、青山町、伊賀町、阿山町、大山田村、島ヶ原村が合併し伊賀市が誕生した。古くから伊勢と京都や奈良・伊勢を結ぶ交通の要衝で、大和街道、伊賀街道、初瀬街道などが通る。江戸前期の俳人・松尾芭蕉の出身地で、芭蕉を記念する建築である「俳聖殿」が戦中に作られた。江戸幕府はじめ全国で隠密として活動した伊賀忍者の拠点で、忍者屋敷なども残る。毎年10月に行なわれる上野天神祭のダンジリ行事は、「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコの世界無形遺産に登録されている。伊賀焼が特産としても知られる。


8位 名張(なばり)市 7万人

三重県西部に位置し、西で奈良県に接する市。『日本書紀』に「隠(なばり)」という表記でその地名が現れるなど、大和と伊勢を結ぶ交通の要衝として古くから開けた地だった。1585年に名張城が築かれ、江戸時代は津藩藤堂氏の城下町、伊勢参宮街道の城下町として栄えた。1960年代よりニュータウンの建設が始まり、大阪諸都市のベッドタウンとして2000年にかけ人口が増加した。


9位 亀山市 4万人

三重県北部に位置し、北西で滋賀県に接する市。市内には、宮内庁から大和武尊の墓と指定される能褒野(のぼの)王塚古墳がある。1265年に丹陵(たんりょう)城が築かれたが、現在も残る城は1590年に作られたもの。江戸時代は亀山藩の城下町、東海道の宿場町として賑わった。古くから製糸業やろうそくの生産が盛ん。1989年に三重県が進める「クリスタルバレー構想」の中心地として亀山・関テクノヒルズが開発され、2004年にはシャープの亀山工場が稼働した。現在も宿場町の風情を残し、関地区は伝統的建造物群保存地区に指定されている。


10位 志摩市 4万人

三重県東部、志摩半島の南東部に位置し、太平洋に面する市。リアス式の複雑な海岸線と多くの島々を擁する。2004年、5町が合体し志摩市が成立した。志摩国の国府があったとされる地で、また古くから伊勢神宮領として、豊富に穫れる海産物を神宮に供してきた。市内の磯部町に、伊勢神宮内宮の別院である伊雑宮(いざわのみや)があり、内宮同様の神事が執り行われている。市全域が伊勢志摩国立公園に属し、英虞(あご)湾や的矢湾での観光業が盛ん。2016年、英虞湾の賢島(かしこじま)で、G7サミットが開催された。


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