愛知県の都市・人口ランキングTOP10

愛知県の都市の人口ランキングです。


愛知県 人口 : 756万人 (2019年)


1位 名古屋市 229万人

愛知県西部に位置する愛知県の県庁所在地であり、日本第4の都市。現市名は中世の「那古野荘」にちなみ、1870年の名古屋藩監察令によって現在の「名古屋」に正式に変更された。三種の神器の1つである草薙剣を祀る熱田神宮の鳥居前町として発展。今川氏が那古野城を築城し、戦国時代は織田信長の居城となった。その後、30年ほどで廃城となった那古野城跡に徳川家康が現在の名古屋城を築き、尾張徳川家17代の居城となった。江戸時代は東海道の宿場町、大須観音の寺内町としても栄える。1889年市制、1908年4区制となり、現在は併合を繰り返し16区制を敷いている。戦後進められた都市計画を基に、中心部の道幅は広く整然と碁盤の目状に整備されている。市民一人あたりの公園面積も広い。戦後より一貫して人口増加を続け現在も微増中である。源頼朝や豊臣秀吉の生誕の地でもある。


2位 豊田市 42万人

愛知県北部に位置し、岐阜県と長野県に接する都市。読みは「とよた」。江戸時代は挙母(ころも)内藤氏の城下町であり、矢作川の水上交通の要衝として栄えた。明治より製糸業が営まれていたが、1937年にトヨタ自動車が創業して以来大きく発展した。1951年の市制当時は挙母市と呼ばれていたが、1959年にトヨタ自動車にちなみ市名も「豊田市」に変更した。トヨタ自動車の本社所在地は町名も「トヨタ町」と変更されている。トヨタの企業城下町であり、工業出荷額も名古屋をしのいで県内1位。労働者の約4割が製造業に従事している。香嵐渓や勘八峡、足助の古い町並みなど観光名所も多い。


3位 岡崎市 38万人

愛知県のほぼ中央に位置する都市。徳川家康生誕の地。15世紀築城の岡崎城の城下町として栄え、江戸時代は東海道の宿場町、矢作川の河港として発展した。東海道本線、名鉄、東名高速が乗り入れたことで人口が増加し、現在では名古屋や隣の豊田市のベッドタウンとしての性格が強い。


4位 一宮市 38万人

愛知県北西、岐阜県と接し、西は木曽川と接する。尾張一宮真清田神社の鳥居前町として発展し、現市名もそれに由来している。江戸時代は岐阜街道、美濃街道の宿場町として栄えた。明治以降、東海道本線が当市を通過したことで、名古屋市のベッドタウンとして成長。人口は戦後から一貫して増え続けている。


5位 豊橋市 37万人

愛知県南東部に位置する、太平洋に面する都市。古くは飽海(あくみ)、中世以降は今橋(いまはし)、吉田とよばれていた。明治時代に入り、豊川に架かっている橋から由来する「豊橋」に改名した。16世紀、豊川に臨んで今橋城(後の吉田城、豊橋城)が築城され、城下町が形成される。江戸時代は東海道の宿場町、港町としても栄えた。1906年市制移行。戦争末期の1945年、米軍の空爆を受け、町は壊滅的な被害を受けた。豊橋城は1871年に廃城になり跡地は公園となったが、現在では鉄(くろがね)やぐらが再建され、公園には市役所や美術館など市の公共施設が集まっている。うなぎの養殖が有名である。


6位 春日井市 31万人

愛知県北西部に位置する、名古屋市と接する市。遺跡が多く、6世紀ごろに作られた二子山古墳は国の史跡。1943年に陸軍工廠が作られてから兵器生産の拠点となり、町も発展した。それと同時に周辺の町村を合併して春日井市が成立。戦後、陸軍工廠の廃止によって人口は伸び悩んだが、1968年、当時日本最大の高蔵寺ニュータウンが建設され人口が急増した。名古屋市のベッドタウンとして人口は微増傾向が続いている。


7位 安城市 18万人

愛知県中部、南に矢作川が接する市。1880年に明治用水が完成したことで水田地帯となった。19世紀末には東海道本線が開通し、駅前に集落が発達。1920年代には農業経営の多角化、共同化など先進的な取り組みがなされ、その先進性から農業大国デンマークにちなんで「日本のデンマーク」と呼ばれていた。戦後多くの工場を積極的に誘致し、現在では工業都市としての性格が強い。


8位 豊川市 18万人

愛知県南東部、豊川右岸、豊橋市の北に位置する都市。三河国の国衙(役所)がおかれ、国分寺跡が残るなど古くから中心地だった。15世紀ごろから江戸時代にかけて、日本三大稲荷の一つである豊川稲荷の門前町や、東海道、姫街道、伊那街道の宿場町として発展。1939年に海軍工廠が設置され軍都となる。戦後、工廠跡に工場が誘致され、工業都市として発展している。


9位 西尾市 17万人

三河湾に臨む市。沖合いの離島・佐久島も西尾市に属する。16世紀、県内最大の白浜吉田塩田が作られるなど製塩が盛んで、現在の市名も「煮塩(にしお)」が転じたものであると言われる。江戸時代は長らく松平氏の城下町として栄え、本町には豪商が軒を並べ、岡崎、吉田(現豊橋)と並ぶ「三河三都」と呼ばれた。抹茶(西尾茶)の産地として知られ、古い町並みが残ることから「三河の小京都」とも呼ばれる。


10位 小牧市 15万人

名古屋市の北方にある市。16世紀織田信長が市内の小牧山に城を築き、後に秀吉と家康が決戦した小牧・長久手の戦いの舞台ともなった。江戸時代は木曾街道の宿場町として発展。中部国際空港セントレアができるまで主要空港だった県営名古屋空港(通称小牧空港)も一部当市にある。中央・東名・名神高速の小牧ジャンクションがあり、交通の便がよいため工場や倉庫が多く所在している。


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