スウェーデンの都市・人口ランキングTOP10

スウェーデンの都市の人口ランキングです。


スウェーデン王国 人口 : 1038万人 (2021年)

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1位 ストックホルム 96万人

スウェーデン東中央、メーラレン湖とバルト海の間の小島が無数に集まる地帯に位置する同国の首都で、北方最大の都市。運河や湖が多いことから「北欧のベネチア」とも言われる。13世紀、スウェーデンの貴族・ビルイェル・ヤールが、小島の一つのスタツホルメン島に築いた城塞が都市の始まり。戦闘に備えて、丸太が島の周りに据えられたことから「丸太の小島(スウェーデン語で「ストックホルム」)」と呼ばれた。現在も「ガムラスタン(「古い街」)」という名の旧市街として残る城塞を中心に、街が拡大していった。バルト海を挟んで対岸のドイツ・ハンザ同盟と結びつき、港町として発展。そのため中世を通じてドイツ文化の影響を強く受けていた。16世紀、北欧諸国の同盟・カルマル同盟を脱してスウェーデン王国として独立するとその首都となる。18世紀以降、ヨーロッパ大陸が戦乱に見舞われたのと対象的に、ストックホルムは大きな戦禍に直接巻き込まれなかったため安定した社会環境を保つことができ、多くの外国人が流入した。1912年の夏季オリンピック開催地。ヨーテボリに次ぐ同国第二の港を持ち、ITや金融業が産業の中心である。毎年12月、ストックホルム市庁舎にてノーベル賞の授賞式が行われる。


2位 ヨーテボリ 57万人

スウェーデン南西部に位置し、北海に面するスウェーデン最大の港湾都市。イェータ運河で東のストックホルムと結ばれている。17世紀、デンマーク=ノルウェー連合王国との度重なる戦争の結果、南北でデンマークとノルウェーに挟まれながらも、スウェーデンの北海への唯一の入口としてヨーテボリを確保した。都市名は北欧の神話として伝わる、「イェート人の領地」という意。国王グスタフ・アドルフによって都市が整備され、17世紀から19世紀にかけてスウェーデンのアメリカ大陸植民地への拠点や、スウェーデン東インド会社の中心地となった。現在でもイギリスやアメリカなどとの交易が盛んな工業都市であり、自動車会社のボルボも本社を構える。


3位 マルメ 33万人

スウェーデン南端にあり、デンマークの首都・コペンハーゲンと海峡を隔てて接している。コペンハーゲンとは2000年に完成したオーレスン大橋で結ばれている。12世紀より漁港として知られ、13世紀にドイツ・ハンザ同盟との交易で栄えた。歴史的には長らくデンマークに属し、15世紀にはデンマーク最大の都市となった。1434年にマルム砦が築かれる。16世紀、プロテスタントを受け入れたスカンジナビアの最初の都市の一つとなった。17世紀、スウェーデンの支配に入り、18世紀後半に近代的な港が建設されると街は急拡大した。しかし第二次戦後、製造業が不況に陥ると工業都市であるマルメは衰退。苦境を脱するため、1990年代よりマルメは文化都市としての再建を目指しており、公園、美術館、劇場などの文化施設が多く作られている。


4位 ウプサラ 22万人

スウェーデン東中央、ストックホルム北に位置する都市。ウプサラ北郊に、3-4世紀頃の神話時代のガムラ・ウプサラ(古ウプサラ)遺跡があり、スウェーデン王室の文化的ルーツとなっている。ガムラ・ウプサラは、北欧各地でキリスト教化が進む中世初期も土着の文化を守り続けたが、12世紀にはキリスト教化し、司教座が置かれ大聖堂が建てられた。しかしこの大聖堂が焼失し、15世紀に現在のウプサラの地に移転したことで街は発展。すぐに北欧最古のウプサラ大学も作られ、 聖職者が育成された。しばらく大学街としての性格が強い街だったが、19世紀後半に鉄道は引かれると工業も発展した。森に囲まれた静かな街である。


5位 リンシェーピング 16万人

スウェーデン南部、ストックホルムの南に面する都市。12世紀ごろからスウェーデンにおけるカソリックの中心地となり、司教座が置かれリンシェーピング大聖堂が作られた。そのため、17世紀初頭の宗教改革は都市に大きな経済的打撃を与えたが、19世紀後半に鉄道が整備されると都市は発展した。現在ではサーブの航空機を始めとする製造業と情報技術産業が盛んである。


6位 エーレブルー 15万人

スウェーデン中部に位置する都市。湖と運河を経て、水路でストックホルムと繋がっている。13世紀にはすでに商業の中心地であり、ウプサラと並び同国最大の年の市が開かれ、中世以来、貴族会議、教会会議、国会などが開かれてきた。今日も様々な会議が開催されるなどその伝統を受け継いでいる。付近に鉄・亜鉛の鉱山があり、靴の製造で有名である。


7位 ベステルオース 15万人

スウェーデン中部、ストックホルムとエーレブルーの中間に位置する都市。北欧で最も古い都市の一つであり、 紀元1000年以前から植民が始まったと言われる。12世紀に司教座が設置され、大聖堂や修道院が建設された。16世紀には重要な国会が度々開かれるなど、政治の中心地であった。現在は製造業を主な産業とし、大きな内陸港を持つ。


8位 ヘルシングボリ 14万人

スウェーデン南、エーレスンド海峡を隔ててデンマークのヘルシンゲルと対する都市。風光明美な街であり、「エーレスンド海峡の真珠」といわれる。 11世紀ごろから都市として発展。1658年にスウェーデン領となるが、1676年にデンマーク領、そして1710年に再びスウェーデン領となるなど、その領有をめぐってスウェーデンとデンマークは争ってきた。デンマークとの間はフェリーで連絡する鉄道が結ばれている。造船業が盛んである。


9位 ノーショーピング 14万人

スウェーデン南、バルト海から40kmほど入った入江にある風光明媚な都市。13世紀以来の都市で、18世紀にはロシアとの戦いで被害を受けた。19世紀後半、ストックホルムとの間に鉄道が開通。織物業の中心として発展し、現在では製紙、造船も主力産業である。


10位 ヨンショーピング 13万人

スウェーデン南部、ヨーテボリの東に位置する、ベッテル湖に面する都市。特に湖畔は美しい景色を有する。13世紀に都市として成立し、古くから貿易の中心地であった。都市名は「水路」と「貿易の中心地」という意味を含む。17世紀頃まで、川を通ってデンマークが度々襲来した。現在もヨンショーピングは重要な物流拠点である。


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