キューバの都市・人口ランキングTOP10

キューバの都市の人口ランキングです。


キューバ共和国 人口 : 1119万人 (2019年)

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1位 ハバナ 213万人

キューバ島北西岸、フロリダ海峡に臨む都市。1514年、スペインによってキューバ島の南岸(現・スルヒエドロ・デ・バタバノ近く)にハバナが作られたが、1519年に現在の北岸の位置に移設された。1555年にサンティアゴ・デ・クーバに代わってキューバ島の主都となり、アメリカ植民地とスペイン本国を結ぶ船の停泊地として発展。しかし地理的に有利な場所にあるため仏・英・蘭の攻撃に遭い、その防御のために都市は要塞化していった。奴隷貿易などによって栄えたが、1762年にイギリスに支配される。翌年スペインは、フロリダを英に引き渡すことと引き換えに、キューバと(同じく英に支配されていた)マニラを取り戻した。その後、1837年にラテンアメリカ初の鉄道が開通するなど、中米の中心都市として発展。1898年のキューバ独立後も同国の首都となった。1920年代のアメリカ禁酒法をきっかけとして米国人富豪がハバナに別荘を建設したことで、ハバナは一大リゾート歓楽街となった。しかし1959年のキューバ革命以後は、社会主義国家建設の中心地として歓楽街は閉鎖され、生産都市として国内工業の中心地となる。特にハバナで作られた葉巻タバコの輸出は有名であり、また国内の輸入品の9割もハバナ港に集まる。17世紀から18世紀に作られたスペイン時代の旧市街オールド・ハバナは、4つの要塞とともに世界遺産に登録されている。





2位 サンティアゴ・デ・クーバ 43万人

キューバ南東部に位置する都市。1514年にスペインが建設し、1555年にハバナに移るまで、天然の良港を有するキューバ島の主都だった。16世紀には海賊からの攻撃に備え要塞が築かれる。1791年に隣国ハイチで起きた黒人国家樹立を目指したハイチ革命により、宗主国のフランス人がサンティアゴ・デ・クーバに亡命。フランス人によりサトウキビの生産技術が伝えられ、市内にもフランス風の建物が多く作られた。1953年には、後のキューバ革命につながるカストロによるモンカダ兵営襲撃事件が起こった。スペイン時代の17世紀に作られた要塞、サン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城は世界遺産に登録されている。


3位 カマグエイ 31万人

キューバ中東部に位置する内陸都市。もともと1514年に大西洋岸の現・ヌエビタスの位置に町が作られたが海賊の攻撃に遭ったため、1528年にインディオの集落があった内陸の現在の地に移転した。市内は曲がりくねった複雑な街路が特徴で、「カマグエイ歴史地区」として世界遺産に登録されている。農業に加えクロムやマンガンの鉱山があり、それらの産出も盛んである。またキューバ内陸交通の要衝である。


4位 オルギン 29万人

キューバ東部に位置する都市。都市名は1545年、キューバを征服したスペイン軍人の一人、ガルシア・デ・オルギンにちなむ。正式名は「サン・イシドロ・デ・オルギン」。19世紀後半から末の十年戦争やキューバ独立戦争では、戦乱の中心地となり被害を受けた。しばらく周辺の農産物の集散地であったが、キューバ革命後、革命政府による都市計画によって国の主要な工業都市へと変化した。近郊にニッケル鉱山がある。


5位 サンタ・クララ 21万人

キューバ中西部、首都ハバナから東南東約270kmに位置する内陸都市。17世紀後半、沿岸の町・レメディオスから海賊の襲撃を逃れてきたスペイン人と現地インディオ人によって都市が建設された。周辺のサトウキビ、タバコなどの農産品の集散地として栄える。1958年、キューバ革命最後期の「サンタクララの戦い」が繰り広げられた地で、ここでの勝利によって革命軍の政権奪取が決定的なものとなった。市内にはゲバラ司令官を祀った「チェ・ゲバラ霊廟」がある。


6位 グアンタナモ 21万人

キューバ南東部に位置する都市。1819年にスペイン人によって建設された。その後、ハイチ革命によって亡命してきたフランス人により、フランス風の建築物が遺されている。周辺地で採れたサトウキビやコーヒーなどの農産品の集散地となり栄えた。市中心地から南15kmのグアンタナモ湾に、キューバ独立を支援したアメリカへの見返りとして1903年から永久租借されているグアンタナモ米軍基地がある。キューバ革命後の国交断絶時代(1961年-2015年)も米軍基地は置かれ続け、米軍によるアフガニスタン戦争が始まった2002年以降、イスラム過激派のテロ容疑者の収容所が作られた。しかし国内法も国際法も適用されない無法地帯であり、容疑者に対する拷問や虐待など人権侵害が報告されるなど、国連や米最高裁から収容所の閉鎖が求められていた。2009年、オバマ政権は収容所の閉鎖を決定したが、保守派の反対に遭い閉鎖計画は頓挫している。





7位 ラス・トゥーナス 17万人

キューバ東部に位置する内陸都市。18世紀末に町が設立され、19世紀半ばに「都市」に昇格。当時は「ビクトリア・デ・ラス・トゥーナス」と呼ばれた。1976年、オリエンテ州の分割によって新しく誕生したラス・トゥーナスの州都となり、市名も州の名と同名に改められた。キューバ独立戦争で活躍したビセンテ=ガルシアの生地で、彼に関する博物館がある。


8位 バヤモ 16万人

キューバ南東部に位置する都市。1513年、スペインによって建設された最初期の都市の一つ。内陸にあるためカリブの海賊の襲撃が少なく、植民地時代は重要な都市だった。1868年の第一次キューバ独立戦争時、「バヤモの戦い」において独立派によって歌われた「バヤモの歌」は、1902年の独立の際にキューバの国歌となり、キューバ革命後の現在も引き継がれている。同じく第一次キューバ独立戦争時の闘士で「国父」と称されるカルロス=マヌエル=デ=セスペデスの生地でもある。現在は農業地帯として砂糖、コーヒー、タバコの生産・加工が盛ん。周辺で銅やマンガンが採掘される。


9位 シエンフェゴス 15万人

キューバ中西部の都市。 15世紀末にコロンブスが訪れているが、スペイン人が定住するようになったのは18世紀以降である。海賊の襲来に備えて要塞が築かれ、19世紀初めにはフランス人も都市の建設に加わった。1825年にハリケーンで破壊された後、1830年代に都市は再建。再建前の建築物も含めた新古典主義と折衷様式の建物が立ち並ぶ旧市街は、近代都市計画におけるラテン・アメリカ有数の成功例として名高く、「シエンフエゴスの都市歴史地区」の名で世界遺産に登録されている。天然の良港を有し、キューバではハバナに次ぐ主要港である。


10位 ピナル・デル・リオ 14万人

キューバ西部、首都ハバナの南西160kmにある都市。16世紀、太平洋を渡ってフィリピンと中米を行き来する貿易船「マニラ・ガレオン」に乗ってやってくるフィリピン人入植者のために作られた町で、1774年に現市名に改称されるまで「ヌエバ・フィリピーナ」と言われた。19世紀末から製造されている、世界的に有名なラ・フロール・デ・ラ・イザベラ社による葉巻は当初フィリピンで作られていたが、生産の中心がキューバに移されて以降、ピナル・デル・リオはタバコの生産・加工の中心地となっている。





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