大分県の都市・人口ランキングTOP10

大分県の都市の人口ランキングです。


大分県 人口 114万人 (2021年)


1位 大分市 47万人

大分県中東部に位置し、別府湾を望む同県の県庁所在地。九州第5位の人口を擁し、県内人口の4割強が大分市に居住している。古代より豊後国の国府が置かれ、鎌倉時代以降、大友氏の根拠地となった。特に戦国時代、21代大友義鎮(宗麟)の代に全盛期を迎え九州北部の中心地となり、明との朱印船貿易やポルトガルとの南蛮貿易で栄えた。西洋医学を導入し、キリスト教保護にも力を入れるなど、異国情緒漂う文化・経済の中心地であったが、大友氏が改易された江戸時代以降、豊後は小藩が林立するようになり、大分も2万石ほどの府内藩の小さな城下町として幕末を迎えた。明治期に大分県の県庁所在地となるが、戦後も人口10万ほどの小都市のままだった。本格的に発展するのは高度経済成長期に入ってからで、1964年に「新産業都市」に指定されると新日鉄などの工場が建設され、市は急速な発展を遂げた。人口は現在も増加を続けている。


2位 別府市 11万人

大分県中部に位置し、別府湾の奥に位置する市。江戸時代は大部分が天領で、古くから「別府八湯」を筆頭に温泉街として知られた。現在も年間約800万人が訪れる日本最大の温泉街で、源泉数は日本の全温泉の約1割にあたる約2300箇所を数え、湧出量も日本最多である。


3位 中津市 8万人

大分県北部の周防灘に臨み、北で福岡県に接する市。16世紀末以降黒田氏や細川氏などの城下町となる。明治の廃藩置県では一時、中津県の県庁所在地となった。明治期以降、工業都市として発展。ノリの養殖も盛んである。福沢諭吉が少年期を過ごした地で、市内には諭吉の旧居が保存されている。


4位 佐伯市 6万人

大分県南東部に位置し、豊後水道に臨む市。南で宮崎県に接し、沖合の島々も市域に含む。 2005年、旧・佐伯市ほか5町3村と合体し、九州最大の面積を持つ自治体として新・佐伯市が成立した。明治以降「さえき」と表記されていたが、大正時代に実際に話されている訛りに合わせて「さいき」と公式に読むこととなった。室町時代、佐伯惟治によって栂牟礼(とがむれ)城が築かれるも、1601年、豊後国に転封された毛利高政が、番匠(ばんじょう)川河口の三角州に鶴屋城(佐伯城)を築き、佐伯藩2万石の城下町を整備した。第二次大戦中は海軍の基地が置かれ、戦後その跡地に港に転用された。現在では県内有数の工業都市へ成長している。


5位 日田(ひた)市 6万人

大分県西部、日田盆地と周辺の山地に位置する市。西で福岡県、南で熊本県に接する。安土桃山時代に日隈城が築かれる。長らく豊後国領だったが、豊臣秀吉が大内氏を改易して豊臣家直轄地とし、江戸時代も天領として引き継がれた。1767年に西国筋郡代が置かれると、日田の商人たちは代官によって両替商に指定され、多くの財(俗に「日田金(ひたがね)」と呼ばれた)を蓄えた。1805年、儒学者・広瀬淡窓(せんそう)により私塾・咸宜園(かんぎえん)が開かれ、男女身分を問わず、全国からも多くの学生が集まった。明治の廃藩置県では一時、日田県となる。林業が盛んで、小鹿田(おんた)焼も特産である。


6位 宇佐市 5万人

大分県北部に位置し、周防灘に面する市。2005年、旧・宇佐市と院内町、安心院町と合併し、新・宇佐市が成立した。古くから開けた地だったとされ、葛原古墳、四日市横穴群、川部・高森古墳群などが残る。古事記や日本書紀には、神武天皇が東征の道中、宇佐(「宇沙」、「菟狭」などと書かれている)に立ち寄った際、豪族・宇佐氏の始祖である「ウサツヒコ」「ウサツヒメ」により歓待されことが残っている。8世紀、全国の八幡宮の総本宮である宇佐神宮が開かれ、伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟として古くから信仰を集めてきた。神宮の鳥居前町、市場町として栄え、江戸時代は天領、中津藩領、島原藩領、神宮領などが混在した。第二次大戦中に海軍航空隊が置かれ、大戦末期の特攻隊の出発基地ともなったため、米軍の空襲の標的ともなった。古代から地域の中心地だったが、戦後より一貫して人口減少が続いている。


7位 臼杵(うすき)市 3万人

大分県の南東部に位置し、臼杵湾に臨む市。2005年、旧・臼杵市と野津(のつ)町が合併し、新・臼杵市が成立した。平安時代に彫られた石仏群である臼杵石仏は国宝に指定されている。1562年、キリシタン大名の大友宗麟が丹生島城(臼杵城)を築き、ポルトガルやイスパニア、明の船が入港するなど海外の文化が流れ込んだ。江戸時代より続く醸造が盛んで、酒蔵が今も残っている。


8位 豊後大野(ぶんごおおの)市 3万人

大分県南西部に位置し、九州山地などの山々に囲まれた内陸市。南で宮崎県と接する。2005年、5町2村が合併して市制に移行した。市内の代ノ原(だいのはる)遺跡はナウマンゾウの牙の化石が発見されたことで知られ、また岩戸遺跡では日本最古の集積墓が発見された。日向街道の宿場町、市場町として古くから栄え、県内有数の米どころでもある。


9位 由布市 3万人

大分県中部に位置し、周囲を山々に囲まれた市。2005年、挾間町(はさままち)、庄内町(しょうないちょう)、湯布院町(ゆふいんちょう)が合併して由布市が誕生した。全国2位の温泉湧出量、源泉数を誇る由布院温泉や、古くから湯治場であった湯平温泉など5つの温泉があり、それらは国民保養温泉地「湯布院温泉郷」に指定されている。1970年代以降、大分市のベッドタウンとしても発展した。


10位 速見郡日出(ひじ)町 2万人

大分県北東部に位置し、国東半島の付け根部分を占め、別府湾に臨む町。江戸時代は木下氏の城下町、豊前街道の宿場町として栄えた。近年では半導体工場が進出し、また大分市や別府市のベッドタウンとして県内有数の人口増加率を記録している。


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